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深山「お、切れた、で、何時ですか？」
店主「13時28分だよ」
尾崎「なぜそんなに正確な時間を覚えているんですか？」
店主「その時にな、あの時計を指して…」
店主は奥に掛けてある時計を指さし…
店主「時間があってるが確認して、
約束に遅れるって、速足で事務所に向かって行ったよ、
それから… 5分もしないうちに血相を変えて戻ってきて、
平田さんが死んでたから警察を呼んでくれって…
あ、110番した通信履歴が残っていたはずだよ… ほら」
店主からスマホを受け取ると
尾崎「お借りします」
尾崎先生に抜き取られ…
3人でスマホを見て…
A「13時31分… 約3分ですね…」
深山「新井さんより前に、
この道を通った人はいますか？」
店主「若い男が通ったよ」
尾崎「若い男？」
店主「12時半… 頃だったかなぁ…？
そいつは… 20分ほどで戻ってきた、
20歳そこらの感じかな？ 茶色のブルゾン着てた」
A「その人が怪しいですね」
深山「2人以外に店を開けてから、
ここを通った人はいますか？」
店主「いない」
すると店主はスイッチを入れ…
＜ピンポ〜ン！ いらっしゃい〜！
深山「あ…」
店主「気づかないわけないでしょう」
深山「なるほどねぇ…」
店主「もういいかな？」
深山「ありがとうございました」
店主「はい」
＜ピンポ〜ン！ いらっしゃい〜！
お、鳴る
＜ピンポ〜ン！ いらっしゃい〜！
店主「はい、何します？」
＜ピンポ〜ン！ いらっしゃい〜！
＜ピンポ〜ン！ いらっしゃい〜！
感度いいなぁ〜
深山「ん〜… 本当に2人しか…
ここを通れなかったのか…？」
確かめなきゃね
明石『どうした？』
深山「何やってんの？」
明石『…え？』
深山「待ってるよ？」
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作者名：nanami | 作成日時：2022年7月14日 0時
