隣の席の転校生 (ページ10)

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そうしたらAは後ろから残りの教科書を持ってついてくるように来た

A「そんなに持たなくていいよ、半分にしない？」

将暉「男が多く持つのは当たり前やろ」

A「でも…」

将暉「ええから、行くで」

で、教室まで教科書を持って行って、Aの机に置いたのだけど…

直哉「なぁ…」

将暉「なんだよ…」

直哉「2人ってさ… 付き合ってねぇよな…」

将暉「んなわけないやろう！ Aは昨日転校してきたばっかやで！」

クラス「…」

A「将暉くん？」

将暉「あっ…」

ヤバい… 変な空気になった…

直哉「そ、そんなに否定しなくても…」

将暉「いや… その…」

A「そうですよ、私は昨日転校してきたばっかりですよ？
そんな私が、将暉君と付き合えるはずがありませんよ」

直哉「そ、そうだよね…」

将暉「ハ、ハハハ…」

先生「何を騒いでいる？」

将暉「な、何でもないです！」

先生「そ、そうか… 授業を始めるぞ」

先生の一言で、みんなが席に着き、
俺も席に着いたのだけど…

将暉「…////」

あんな言い方してもうて…
メッチャ恥ずかしい…/////

A「将暉くん？」

将暉「へっ？な、何？」

A「顔赤いけど… 大丈夫？」

将暉「だ、大丈夫…」

本当は大丈夫じゃないけど…/////

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