ヒント（TY） ページ18
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「すいません…コードが届かないのでここ座ってもいいですか？」
パソコンを手に持った彼女がそう言って、指を刺したのは僕の隣の隣の席
TY「あ、はいっお邪魔してるのは僕なので…」
「もし気が散るなら…どこ座っていただいても大丈夫ですから」
自信のない僕はそんなセリフさえもネガティブに捉えてしまっていた
そして少し、いやかなり気まずい空気の中それを破ったのは彼女だった
「あ！そうだ！…テヨンさん、さつまいも好きですよね？」
TY「……はい、だいすきです」
「はは、いいものがありますよ」
がたんと立ち上がったAさんは駆け足で裏に行き、にこにこしながら戻ってきた。…なんだろう？
「これ、よかったらどうぞ。さつまいものアイスです」
TY「えっ…！わ、いいんですか？」
「秋に向けて新しいメニューを店長といろいろ作ってて、これはまだ試作段階なので…ぜひコグマラバーのテヨンさんの感想聞かせて下さい」
TY「うわ…嬉しい、知ってくれてたんですね…じゃあ、いただきます」
さっきまでのネガティブ思考が一瞬で覆された様だった
口に含んだアイスは冷たくて甘くて…ああもう、なんて幸せなんだろう
「…どうですか…？」
TY「本当に、すごく美味しいです。Aさん、すごいです」
「いやいや、私はそんな…テヨンさんの合格が貰えたなら採用ですね！ありがとうございます」
TY「僕、これのために通っちゃいそう…」
「あはは、こちらは大歓迎ですよ〜」
Aさんが僕に微笑んだのは初めてだった。うわ、なんか…眩しい…
TY「…ご馳走様でした、ありがとうございます」
「いえ、こちらこそ。器いただきますね」
お皿を渡そうとした時、お互いの指が触れて
TY「っあ、……」
「あっ、はは…すいません……ん？」
僕はそのまま、咄嗟にAさんの手を握った
すらりとして、触り心地がよくて…
でも違和感を感じるところがひとつ
指の先にタコができて硬くなっていた
ふと頭によぎるのはPONYさんの数少ない弾き語り動画
…ああ、ここまで条件が揃うとAさんが本当にPONYさんに見えてくる
「……あの、てよん…さん？」
握られた手に少し困惑する彼女に僕は聞いてしまったんだ
TY「Aさん、ギター弾いてます？」
「……え」
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豆乳トランジスタ(プロフ) - まこさん» ありがとうございます❤︎続編ではもっともっと可愛さを出せるよう頑張りますo(>_<)o (2022年9月6日 0時) (
レス) @page31 id: 1d6a87a092 (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - テヨンが可愛いしジェヒョンも可愛いし大好きです！続編楽しみに待たせていただきます！ (2022年9月5日 21時) (レス) @page39 id: b641e1ddfb (このIDを非表示/違反報告)
豆乳トランジスタ(プロフ) - M氏さん» わーーT_T待ってて頂きありがとうございます！すごく嬉しいです…少しずつですが徐々に更新していきますね❤︎ (2022年8月24日 23時) (レス) id: 8f89569a4b (このIDを非表示/違反報告)
M氏(プロフ) - ずっと更新待っていたので、更新されてとても嬉しいです！どんな展開に進むのかなーて想像しながら日々読み返してます！！物語の展開楽しみにしています♡ (2022年8月24日 23時) (レス) @page34 id: 594e8bb1fc (このIDを非表示/違反報告)
豆乳トランジスタ(プロフ) - しゃんさん» ありがとうございます！近々また更新しますのでお楽しみにしててください❤︎ (2022年8月22日 0時) (レス) id: 8f89569a4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：豆乳トランジスタ | 作成日時：2022年6月30日 13時
