ふたりでカップラーメン ページ29
☆あなたside☆
あたしがお風呂から上がると、洗面所には翔にぃのスウェットが置かれていた。
それに着替える。 ダボダボだけど、翔にぃのにおいがした。
「どうせなら、パンツも貸してくれたらいいのに」って言ったら、
頭を叩かれた笑
キッチン一面に冷蔵庫に入ってた材料を並べて、腕を組んで難しい顔をしてる翔にぃ…
A「なにしてるの？」
翔「んー、腹減ったから、なんか作ろうと思ったんだけど…」
A「あたしもお腹すいたー」
翔「おまえ、なんか作れよ」
A「できなーい、あたしは食べるの専門だもーん」
翔「おまえ、女だろ？ 」
A「だって、さとにぃのご飯食べたら、自分で作ろうって思わないでしょ？」
翔「まあ、確かに…さとにぃが作るご飯は最高だしな、
俺たちはいつも食べるの専門だったし… しょうがない、これ食うか？」
ふたりで並んでカップラーメンを食べた。
どっちがどっちの味を食べるのとか、少ないから半分よこせとか言い合いながら…
翔「おまえ、全部食うなよ？」
A「ふふふ、でも翔にぃ、一人暮らしでご飯とかどうしてるの？
作ってくれる人ととかいないの？」
翔「ほとんど外食、たまに彼女が作ってくれるけど」
A「彼女…いるんだ？」
翔「ああ」
そう… なんだ。
何気にショックだったりして。
翔にぃ、イケメンだしね、こんな仕事してるんだから、彼女くらいいてもおかしくないよね。
翔「そーゆう、おまえはいないのかよ？」
A「彼氏？ いるわけないじゃん」
翔「え？ 雅紀は？」
A「雅紀？ あいつは永遠の敵だね。 もう、ムカつくったら！
だってね、あたしのこと思い切り突き飛ばしたんだよ」
って、大げんかしたときのことを話そうとしたら…
ピンポーン
翔「ん？ 誰だ？ こんな時間に」
翔「さとにぃ？！」
インターホンの向こうにはさとにぃがいた。
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あらしだいふく(プロフ) - はい！ありがとうございます！！！ (2017年11月22日 5時) (
レス) id: 50a1a6134f (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - あらしだいふくさん» こんばんは。ありがとうございます。この時作品を作りたてで勝手がよくわからなく、変換できるかと思いますができなかったらごめんなさい。Part2からはできると思います。引き続き愛読してください！ (2017年11月22日 0時) (レス) id: 91535ecd73 (このIDを非表示/違反報告)
あらしだいふく(プロフ) - 初コメ失礼します。とってもおもしろいです！すいません、名前変換はできないんですか？ (2017年11月21日 18時) (レス) id: ad3b97cb9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きらら | 作成日時：2014年2月12日 0時
