流されちゃダメ ページ10
☆あなたside☆
潤｢岩野、いまから言う事頭に入れて？｣
岩野｢はい｣
潤｢式場はうちのホテル、
参列者は雅紀とカズと･･･
翔と智さんには俺から連絡する。
衣装と指輪は選びたいから
いつもの店にいくつか用意させて？
あと、朝イチで関係者に発表する。それと･･･｣
岩野｢は、い･･･｣
A｢ちょ、ちょっと待って？｣
潤｢Aは何も心配しなくていいよ｣
A｢そうじゃなくて｣
潤｢ああ、その前に仕事を片付けないとな｣
岩野｢あ、の･･社長には｣
潤｢言わなくていい｣
岩野｢でも･･･｣
潤｢もう、オヤジに勝手なことはさせない｣
A｢ね、潤？落ち着いて？｣
潤｢俺は落ち着いてるよ。
それよりAが落ち着いて？｣
車の中、毛布に包まれたまま
あたしは潤の腕から逃れようともがいていた。
A｢だって突然言い出すから｣
潤｢突然じゃないよ？｣
A｢そんな大事なこと思いつきで言わないで？｣
潤｢思いつきじゃねえし･･智さんには挨拶してきた｣
A｢え？さとにぃに会ったの？｣
潤｢Aとは結婚させないって言われた時は
どうしようかと思ったよ･･･｣
さとにぃと会ったとか
あたし知らないんだけど？
結婚式って･･その前にやる事あるでしょ？
潤に会ったのも久しぶりだし
あたしの気持ちもちゃんと話もしてないし。
だいたいお見合いのことだって･･･
潤｢あ･･･見合いのこと、怒ってるよな｣
A｢そ、そうだよ｣
潤の膝の上に寝かされたあたしを
見下ろす潤の瞳が揺れた。
潤｢ごめん･･･｣
潤の赤い唇が近づいてきて
あたしに優しいキスを落とす。
A｢ん･･･/｣
潤｢A、愛してる･･･｣
そう呟いて、そのしなやかな指で
あたしの頬を撫でた。
A｢･･･ズルい//なんか誤魔化された｣
潤｢さっき、目の前でAの姿が
見えなくなってすごく怖くなった。
もしAが俺の前からいなくなったら･･･
俺は生きていけない｣
A｢なにそれ･･･大袈裟だよ｣
潤｢Aをいますぐにでも俺のものにしたいんだ｣
A｢･･･潤｣
潤｢大丈夫、絶対に守るから･･･
おれを信じてついてきて？｣
A｢うん、潤を信じてるよ･･･けど｣
潤｢よし、じゃあ決まり！｣
A｢え、あ、待って｣
潤｢なんだよ、まだなんかあるの？｣
A｢ま、まだプロポーズがまだだからダメ！｣
岩野さんも困ってるし･･･
とにかくこのまま流されちゃダメだって。
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nao(プロフ) - 翔くんはずっと主人公ちゃんを想いながら自分の想いに蓋をしてきたから結ばれるといいなぁ。 (2017年9月4日 3時) (
レス) id: 362f6b5967 (このIDを非表示/違反報告)
ラブキ(プロフ) - 更新ありがとうございます！！あたしの翔にぃ大好きです！！翔くんの独占欲がたまりません！！続きがとっても楽しみです！！応援しています！！！ (2017年8月25日 11時) (レス) id: d9c968210f (このIDを非表示/違反報告)
翔☆ミユ - 更新をワクワクしながら待ってます！これからも頑張ってくださいね！いつまでも応援してます！ (2017年7月18日 17時) (レス) id: 3719d2f160 (このIDを非表示/違反報告)
翔☆ミユ - これからも頑張って下さい。更新待ってます!！ (2017年4月3日 16時) (レス) id: 9679bb0297 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - いつも、更新を楽しみにしてます。これからも頑張って下さい。 (2017年3月5日 0時) (レス) id: 9679bb0297 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きらら | 作成日時：2017年1月3日 20時
