･･･いつか、こんな日が ページ31
☆潤side☆
Aがいなくなって数日が過ぎようとしている。
こんなに探してもみつからないなんて･･･
もう
本当に
･･･どうにかなりそうだ。
潤｢ふざけるなァァ！こ、の役立たずがァ･･･｣
岩野｢す、すいませ･･･もう少し時間を･･･｣
潤｢あとどんくらい待てばいいんだ？あァ！？｣
岩野｢ありとあらゆる手は尽くしています｣
潤｢もしかしたらもう日本にはいないんじゃ･･･｣
岩野｢それも調べましたが記録にはありません｣
潤｢くっ･･･そ｣
ガンッ！ガンッ！ガシャーーーンッ
潤｢もういいっ･･･お前はクビだっ！｣
岩野｢潤さんっ！？｣
潤｢いますぐ出てい･･･っ｣
岩野｢潤さん、落ち着いて下さい｣
どうしようもなくやり場のない気持ちを
目の前にいる岩野にぶつけるしかなくて
俺は不安で押し潰されそうな毎日に限界だった。
潤｢うっ･･･くっ｣
岩野｢さあ、少し横になりましょう｣
潤｢嫌だ･･･俺もAを探す｣
岩野｢こんな体でこれ以上は無理ですから｣
今の俺は岩野が支えてくれなければ
いまにも倒れそうなくらいだった。
ソファーに横になった途端、
目の前がグワンと大きく揺れて意識を失いかけた。
潤｢はぁ･･･目が回る｣
岩野｢当たり前です･･･この数日間、
食事も口にしないし寝てもいないんですから｣
潤｢だって･･･Aが･･･｣
Aがいまどうしてるかって考えただけで
食事なんか喉を通るわけもなく
眠るることさえもできない。
でもそれは岩野も同じだろう。
さらに俺が投げ出した仕事を
岩野が代わりにこなしている。
潤｢お前も･･･顔が青いぞ？大丈夫か？｣
岩野｢･･･心配には及びません。
私は誰かよりは遥かに体も心も強いですから｣
潤｢フッ･･なんだそのドヤ顔は｣
岩野｢後は私に任せて少しお休みを･･･｣
優しく微笑む岩野の手が伸びてきて頭を撫でたら
段々と瞼が重くなり俺はそのまま意識を手放した。
俺は心の底でいつもおびえていたんだ。
翔がAを奪いに来る日が･･･
･･･いつか、こんな日が来るだろうと。
岩野｢･･･さん起きて、潤さん？｣
潤｢ん･･･｣
どのくらい寝ていたのか
岩野に肩を揺すられ起こされた。
岩野｢智さんから連絡があって、
翔さんは今日生放送のニュース番組があるそうです｣
潤｢･･･生放送？｣
岩野｢いくらなんでもそれまで休むとは｣
潤｢よし、テレビ局へ行く。車を回せ！｣
岩野｢はい、わかりました｣
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nao(プロフ) - 翔くんはずっと主人公ちゃんを想いながら自分の想いに蓋をしてきたから結ばれるといいなぁ。 (2017年9月4日 3時) (
レス) id: 362f6b5967 (このIDを非表示/違反報告)
ラブキ(プロフ) - 更新ありがとうございます！！あたしの翔にぃ大好きです！！翔くんの独占欲がたまりません！！続きがとっても楽しみです！！応援しています！！！ (2017年8月25日 11時) (レス) id: d9c968210f (このIDを非表示/違反報告)
翔☆ミユ - 更新をワクワクしながら待ってます！これからも頑張ってくださいね！いつまでも応援してます！ (2017年7月18日 17時) (レス) id: 3719d2f160 (このIDを非表示/違反報告)
翔☆ミユ - これからも頑張って下さい。更新待ってます!！ (2017年4月3日 16時) (レス) id: 9679bb0297 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - いつも、更新を楽しみにしてます。これからも頑張って下さい。 (2017年3月5日 0時) (レス) id: 9679bb0297 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きらら | 作成日時：2017年1月3日 20時
