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しょうた side
あの日、…俺がねこの姿に戻った日から、涼太はあんまり笑わなくなっちゃった。お店の仕事が忙しいのかなって思ったけど、休みの日でもそれはおんなじだったから、仕事のせいじゃなさそうだ。
「ふっか？いる？」
「おー、どうしたのしょうた」
「んにゃ、ちょっと相談っていうか、」
涼太も照も仕事のとき、久々にひとの姿に戻って出歩いて、ふっかの家(というか照の家)を尋ねたら、しょうただから特別なって開けて入れてくれた。そこで、こないだあったことから最近の俺らの様子まで、事細かに話して聞かせた。そうだん、ってやつ。
「おお〜なるほどねぇ…」
「どう思う？涼太、もうお世話疲れちゃったのかなって思うんだよね俺は」
「いや？俺は違うと思うけど？」
「じゃあなんで？全然たのしそうにしないよ涼太」
俺の一言を聞いて、あのねえ、なんて呆れたように言うふっか。しっぽをぴんと立てて、真剣そう。
「舘さんが笑わなくなったときと笑ってたときの、しょうたの一番の違いはなんなの？そこが分かればきっとすぐ解決するよ」
「ええ…ふっかは分かったんだろ？隠してないで教えろよぉ」
「これはね、しょうたにしか解決できないことなの！だからほら、さっさと戻って考えな！」
って感じで押しやられて帰ったんだけど、結局分かってないんだよね。
仕事から帰ってきて、いつもみたいに美味しそうなごはんを作ってた涼太。ねこになってからも、いつも俺の分までつくってくれてる。
にゃあ、
美味そうだねって言っても、「お腹空いた？もうちょっと待っててね」って全然ちがう返事が返ってくる。お腹は空いたけどさあ、ちがうじゃん。
ごちそうさまをして、片付けまで済ませた涼太は俺を抱き上げて、俺のお気に入りの場所である膝に乗せて撫でてくれている。ん〜、気持ちいいなあ。
テレビが付いてるけど、涼太は別に見てるわけじゃなさそう。だって、おもしろいねって笑ってた人のやること、全然笑ってないもん。どうしたら、また笑ってくれるんだろ。
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めい(プロフ) - 阿部ちゃんが勉強してる時にさっくんがうるさくしすぎて、喧嘩して、さっくんが家出したり、いぬから戻らなくなる話が見たいです。 (2020年9月1日 9時) (
レス) id: 96c599653d (このIDを非表示/違反報告)
skri0704(プロフ) - はじめまして！コメント失礼します。リクエストなのですが、みんなでピクニックに行って遊んでほのぼのする。というのが見たいです！どうかよろしくお願いします！ (2020年9月1日 8時) (レス) id: 5b83097b94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴぴぴ
| 作成日時：2020年8月6日 21時
