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［mm］
元気がない涼太くんを心配していたら、どうやら昼間の楽屋の姿を見てヤキモチを妬いていたらしい。きっと、そんな自分が嫌になったってところだろう。いつもは見せない弱気な姿も愛おしい。
「涼太くん、俺のこと見て？」
「っん、……は、ぁっ……！」
「ね？涼太くんしか写ってないでしょ」
「んん、…おれ、だけ…、」
相変わらず控えめな可愛い声に興奮している自分を隠しつつ、涼太くんの不安を全部取り除こうと指を絡め、舌を這わせ、頭を撫で、声を掛ける。
「れ、ん……！っ、」
「声出して？その可愛い声ね、俺だけの特権なの、聞かせてよ」
「っあ、…蓮だけ、？……っぅんん、ゃ…！」
いつも嫌がる甘い声も、今日はいつもより若干出ている気がする。きっと、そこに気を遣う余裕がないんだろう。
「ん、蓮…！ぁ、……っだめ、…んっ、」
「涼太くん可愛い。だいすき、愛してる」
「んん………っ！！！」
なかを穿ちながら、やっぱり言われ慣れないらしい甘い言葉を耳元で囁けば、ぐっと腰を反らして果てた涼太くん。その締め付けで俺も達して、息を整える彼をそっと抱きしめた。
「ごめんね涼太くん、不安にさせちゃったね」
「…俺も、ごめんね」
思いがけない謝罪の言葉が返ってきて、頭の中がはてなで埋め尽くされる。そんな俺を見かねたのか、目を逸らしたままだけれど言葉を紡ぐ涼太くん。
「嫉妬するとか、…らしくないし。わざとやってる訳じゃないのに、蓮のこと、そういうマイナスな気持ちで見ちゃったのが、申し訳なくて」
「あのさあ、らしいとからしくないとか、どうでもよくない？俺は涼太くんが嫉妬するって知れて嬉しい」
「嬉しい…？」
「普段あんなに堂々としている涼太くんが、俺の事になると不安になったり嬉しくなったり、感情が豊かになるって分かって嬉しいよ」と伝えたら、途端に真っ赤になってしまった。
「はあ、あっつい」
「真っ赤だもん涼太くん。可愛い、食べちゃいたい」
「…！も、十分でしょ…！」
「冗談だよ。ほら、寝よ？」
いつもより俺との距離を詰めて眠りについた涼太くんが可愛くて、阿部ちゃんと2人で仲良さげに話していたときに抱いた黒い感情は、ゆるりと消え失せていった。
fin.
・・・・・
Req：「俺だけの可愛い姿」と同じ世界線で裏ありの話、dtの軽い嫉妬
リクエスト ありがとうございました！
☆疲れへの特効薬・Snmm→←☆俺だけが見られる弱さ・mmdt＊
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(名前)vivid(プロフ) - kjnbリクエストありがとうございました。普段はきっと甘々のこうじが怒ると強気になるあたりとか、素直になるのに時間がかかりそうなしょったがリアルな感じで(リアル知らんけど^^;)今回も素敵なお話に仕上げていただき感謝感謝でございます。 (2021年3月20日 20時) (
レス) id: 99ce633299 (このIDを非表示/違反報告)
涼花 - ぴぴぴさん» そうなんですね！こちらこそ申し訳ありません！nbdtではなくdtnbの裏でお願いします！ (2021年3月19日 13時) (レス) id: 62f3f5b8cc (このIDを非表示/違反報告)
たまなべしか - リクエスト失礼します！Snnbが見たいです！シチュはお任せですけど、甘めのが見たいです、笑お願いします！ (2021年3月18日 22時) (レス) id: 871cb15b8a (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴぴ(プロフ) - 涼花さん» リクエストありがとうございます。大変申し訳ありませんが、作者の嗜好により、nbさんは右固定とさせて頂いております。dtnbに変えていただくか、nbさん以外の組み合わせでdtさん右側のお話にするかして頂ければお応えできそうなのですが…ご検討をお願い致します。 (2021年3月17日 21時) (レス) id: 8f8d80ef37 (このIDを非表示/違反報告)
涼花 - リクエストです！よければゆり組の裏をかいていただけないでしょうか？dtが右側でお願いします！ (2021年3月17日 20時) (レス) id: cd85513470 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴぴぴ
| 作成日時：2021年1月20日 21時
