厨二半の3歳離れのお兄さんは怖いらしい【男主】 (ページ7)

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暗殺４回目赤髪とタコの攻防one ページ7

朝からカルマは何だか忙しなかった。

＂「ごめん兄ちゃん……俺用事あるから、1人で行っててよ」＂

タコを買ってくるなんて思わなかったよ。
けれど、この臭みはどうにかならないものかな。

「あっごっめーん！

殺せんせーと間違えて殺しちゃったぁ。
捨てとくから持ってきてよ」

明らかな挑発。
カルマがセンセイを自分より下だと判断した証拠だね。

まぁ、間違ってはいないし、あってもいないけれど。

「……分かりました」

「見せてあげましょうカルマ君。
このドリル触手の威力と
自衛隊から奪っておいたミサイルの火力を」

……？これは僕も予想外なんだけれど。
何をしようとしているのかな。

「先生は、暗殺者を決して無事では帰さない」

「！！あッつ！！」

「その顔色では朝食もたべてはいないでしょう」

あれ？それは聞いていないかな、カルマ。
後でじっくり聞かなければいけないね。

「マッハでタコヤキを作りました。
これを食べれば健康優良児に近付けますね。

ルカ君もどうですか？
貴方も食べてはいないでしょう」

『あれ？バレちゃいましたか。
えぇ……やらなければいけませんから。

頂きますね』

タコヤキの入った箱を貰うと、センセイとカルマはタイマンで話しているようだ。

残念ながら、離れた僕には聞こえないけれど。

暖かいうちに、タコヤキは頂こうかな。

「い、いいんですか？ルカさん。
殺せんせー、本気ですよ」

『潮田君、これはね

僕には出来なかったけれど、センセイなら出来る事をやってもらっているんだよ。

だから、僕の手出しは反則だ』

少し悔しいが、ね。