【薄桜鬼沖田総司】君を探していました〜 ヴァンパイアな彼と過ごす日々〜

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『人間狩り』


それは僕の集落で度々行われた


強制参加…というか、僕はリノとかに目をつけられているから行かざるおえない。
僕は別に人間を恨んじゃいない。
だから、殺すと嬉しいとか感じたくない


まだ、人は殺した事はないと言ったら嘘になってしまう


殺さないと、やっていけなかった


自分の中でも、ヤケクソになっていた




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ヴァンパイアになってから何年も過ぎた

もう年なんて覚えちゃいない

僕は年をとらない

化け物だから




「おいラティス。今夜、行くぞ」




___あぁ、まただ。


なんでこいつらに付き合わなきゃなんないのか


もともと、人と群れるタイプじゃない。合わせるのがめんどくさいから



「…めんどくさ」


「お前、まだそんな事言ってんのかよ。さっさと人間離れしろ」


「うるさいな。黙っててよ」




集落で、上下関係はあるだろう

だけど僕にはそこまで関係ない。
僕はリノに気に入られているから、多少調子に乗っても大丈夫だった。

それに、新入りもこの何十年かの間に数人入ってきたし





___もう、限界だ




ここにいるのも。



なにかを強制されるのも。



自分の欲のために人間を殺す奴らと一緒にいるのも、全てがうざったい



一緒にいると、自分までそういう風に染まってしまう気がして

怖かった

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