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ドアの方に誰かいる
暗くて良く見えないけど
声のした方向に顔を向ける
そして誰かがいる事が脳内でしっかり理解できると、その影の方にバッと立ち上がった
「あ、えっとあの、ご主人様に用でしたらお連れいたしますが…」
「いやいや、君の主人には興味はないよ」
聞いた事がない声だったので、お客様かと瞬時に理解した私の考えは違ったようで
興味というかあの…
用を聞いたのですが…
にっこりと笑っているんだろうな。と思われる程の嬉しそうな声に
思考の中で、静かに突っ込む
「あっ、失礼いたしました
えっと…庭師の方ですか?」
「ははっ、僕が庭師に見えた?」
「あ、あの、えっと…」
だってご主人様が新しい庭師がどうだの言っていたから…
じゃあ誰なんだろう
機械的に考えて、こんな真夜中にお客様が来るのもおかしい
段々、疑いが…
ゆっくりと足を進める影
私の方に近づいて来る
「僕に対してそんな態度とるなんて。」
「す、すいません!」
無礼という意味で言ったんであろう言葉に、大きく頭を下げた
「…いや、そういう意味じゃなくて…さ。」
「え、えぇ?」
思考を巡らせるたびにクエスチョンマークが私を襲う
口をパクパクさせていると、クスッと笑う声が聞こえた
「僕の要件、知りたいんだよね」
________あ
一歩踏み出した影
月明かりがその人の顔を照らす
緑色の瞳は、奥が深い色で見ているだけで吸い込まれてしまいそうだ
肌は透き通るように白くて
綺麗に整っている顔立ち
「君を…愛したいんだ」
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扇華→(プロフ) - 時間かかるからね〜 (2015年11月27日 23時) (レス) id: 609cdd1d5c (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 扇華→さん» きっ、筋肉が出来るまでの過程…!!それは新しい試みだっ…!(目キラキラ)← (2015年11月27日 22時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
扇華→(プロフ) - そうなんですよ〜これが良いんですよね!運が良ければ、水泳始めた頃からずっとほどよい腹筋が出来るまでを見ることができますよwww (2015年11月27日 21時) (レス) id: 609cdd1d5c (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 扇華→さん» それはそれは…大変ですね…頑張ってください!応援してますよ!! いやあのね、水泳やってる人の筋肉は本当に素晴らしいと思いますよ私。あの、ガチガチじゃないというか、ほんのりではないというか。とにかく程よい筋肉なんです((( (2015年11月27日 6時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
扇華→(プロフ) - 一年生で部長やってますwww本当にたまりませんよねぇ… (2015年11月26日 21時) (レス) id: 609cdd1d5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ドラごん | 作成日時:2013年8月29日 22時