67.バスの中 ページ17
YOU side
嬉しいことに私は補習にかからず夏休みに突入できた。
そして今、ずっと楽しみにしていた軽音部の夏合宿の合宿場所に向かっているんだけど
JH「ねぇねぇ、A〜！」
JS「Aちゃん、お菓子持ってきたんだけど食べる？」
バスの1番後ろで悪魔コンビに両サイド囲まれている。
他の人からしたら両手に花。私からしたら両手に悪魔だ。
でも、なんで軽音部の合宿に生徒会が？と思うでしょ？
それは今から遡ること1週間。
『ああ、どうしよう！部屋が足りない！』
先生たちが追加で来ることになってもともと予約していた宿の部屋が足りないことをウォヌに部室で相談していた。
生徒会幹部が遊びに来ている部室で。
JH「部屋ってなんのことぉ？」
『来週から夏合宿があるんですけど…』
生徒会に合宿の存在を言ったことが間違いだった。
JH「あっ！スンチョル！」
SC「あ、もしもしスンチョルです。一週間後、空いてる？…じゃあ、そこお願い。うん、いつもありがとう。」
少し舌足らずな感じでスンチョル先輩が誰かに電話した。
バリバリ素の感じ出ちゃってるけど大丈夫？
みんなびっくりしちゃってるよ？
そう思っているとスンチョル先輩がこっちに歩いてきた
SC「来週、俺の親父が経営しているコテージ予約しておいたから。」
『……へ？』
だからなに？
SC「だから、合宿に使え。」
『………いやいやいやいや！急に…しかも決算が変わってきちゃうかもしれないので！』
SC「無料でいい。………俺たちも一緒にいっていいなら。」
そのあと部員に先輩の好意にと押されに押され、先輩のお父さん経営のコテージを借りることにした。
そして、今日、校長先生が謎に手配してくれた貸切バスに乗ったらいつのまにか両サイド悪魔に囲われ今に至るというわけです。
JH「おい、A。」
ジョンハン先輩が周りには聞こえないくらい小さな声でいう。
なんだ？と思って見るとジョンハン先輩の掌にめっちゃリアルなゴキのおもちゃがある。
『私、虫大丈夫ですよ？』
そういうと舌打ちしてそっぽを向いた。
理不尽。
あと3時間、悪魔コンビが隣とか不安すぎるんだけど。
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スピカ(プロフ) - きむ ほらんさん» 更新が遅くなってしまってごめんなさい。わざわざコメントまでありがとうございます！とても励みになります！ (2020年8月5日 22時) (
レス) id: e5b6447a9c (このIDを非表示/違反報告)
きむ ほらん - リクエストに応えてくださり、ありがとうございます♪ (2020年8月5日 20時) (レス) id: 5f76ff942a (このIDを非表示/違反報告)
きむ ほらん - ジフン君格好良かったです。語彙力高いですね（？？)←本当に思ってますよ（羨ましいです......)うじがそんな事言うと思ってなくて、よっぽど好きなんだなぁ〜と思いました！！愛されてるな！←急にどうした｡キャラがおかしくなってごめんなさい、応援しています！ (2020年8月5日 20時) (レス) id: 5f76ff942a (このIDを非表示/違反報告)
きむ ほらん - 応援してます！ (2020年7月12日 20時) (レス) id: 5f76ff942a (このIDを非表示/違反報告)
きむ ほらん - ありがとうございます！！ (2020年7月12日 20時) (レス) id: 5f76ff942a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スピカ
| 作成日時：2020年7月5日 14時
