こいつらヤバイって。【SEVENTEEN】【学パロ】

50.意識 ページ50

YOU side









SC「これで今日の会議は終わります。」









　
　やっと生徒会の会議が終わった。









　テスト前日にあるとか鬼じゃない？？









　生徒会の天才さんたちは勉強をしなくてもできるのか…









　そう思ってるとテウが話しかけてくれた。









テウ「A、一緒に帰ろ！」









『うん！』









　そして私たちはそのまま一緒に校門をくぐる。









　テウは歩きだから私は自転車を押して。









　実は運動会からテウと会ってなくて今日、久しぶりにテウと話した。









　なんだか雰囲気がちょっと変わった？









　成長期ってこういうことなのかな？









　何が変わったのかは分からないけどとにかく雰囲気が変わった。









テウ「明日の勉強した？」









『うん、ある程度は。でも自信ない。テウは？』









テウ「………今回は自信あるかな。」









　おぉ、すごい。なんか間があったけど、自信があるって言えるってすごいと思う。









『テウってすごいよね！頭いいし、運動できるし、優しいし！』









テウ「僕そんな完璧な人じゃないよ？」









『完璧じゃないとしてもすごいと思う。』









テウ「そう？ありがとう」









　テウと話してるとあっという間に時間が経ち、駅に向かう道と私の通学路の分かれ道に着いた。









『じゃあ、テウ、またね！』









テウ「うん、明日から頑張って！」









『テウも頑張れ！』









　そして、私たちは別の道を歩き出した。









　明日から本当に頑張らないとなぁ、そんなことを思いながら歩く。









　あ、早く帰って勉強しよう！そう思って自転車に乗ろうとした。









『え？……ウグッっっっ』









　急に後ろから口元にハンカチを当てられる。









　意識が朦朧としてきた。









「やっとだ…」









　そんな声と一緒に私の意識は途絶えた。
　

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