こいつらヤバイって。【SEVENTEEN】【学パロ】

2.幹部メンバー ページ2

YOU side



「「「「キャーーーーー！！！」」」」





　廊下から女の子達の叫び声が聞こえて教室がザワザワしだす。

　今日は特別心地の良い朝だったのにな…すでに気分は駄々下がりだ。


HS「A、顔、顔！」

　スニョンが話しかけてきた。私の顔は近づいてくる騒音の根源にもっと歪む。


『だって、うるさいんだもん』

DK「お口が悪いこと」

　ソクミンは笑いながら言うけど笑い事じゃない。


WZ「お前本当にあの先輩たちのこと嫌いだよな。多分女子でお前だけだぞ？」

『別に嫌いってわけじゃないんだよ？あとリラだってキャーキャー言わないじゃん』

リラ「でもAほど嫌ってないよ」

『リラまで！別に私は嫌いなわけじゃないんだってば！』

　リラは女じゃないんじゃない、と失礼なことを言うスニョンを私が代わりにデコピンした時、



「「「キャーーー」」」



　クラスの女の子たちも騒ぎ始めた。

　そのキャーキャーの中心に居るのが生徒会の幹部メンバー。


　強くて冷静で恐られつつも生徒のカリスマ的存在チェスンチョルと可愛い仕草と声で女の子たちに天使と呼ばれているユンジョンハンと中学校の頃アメリカから引っ越してきたジェントルマンことホンジスだ。

　やっぱりあいつらか…





　この学校の女の子たちはあの3人に夢中だ。




　確かに顔は整っている。




　けどみんな考えて？強い権力で私たち一般生徒を縛っているのはあいつらだよ？




　成績重視のこの学校では成績が高い人の権力がとても強い。





　謎に先生より権力強い。





　生徒を退学にさせたこともある。





　花○のF4かよ！






　なのになんでそんな奴らに「きゃーぁー天使〜」とか「かっこいい〜」とか「かわいい〜」って言えるの？

　

　あの3人をみるとすごくなんとも言えない嫌な気分になる。





　とにかく、私はあの3人が気に食わないんだ。

3.マジか。→←1.Prologue

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す