59.班決め ページ9
YOU side
SC「はいはい、ストップ！！」
別の話が盛り上がってきたころスンチョルさんが手を叩きながらそう大声で言った。でも、私に話しかけていたジョンハンさんの口は止まらない。大変だなぁ、リーダーって。
WZ「一旦、話やめてAの班を決めよう」
JH「あ、そうだね」
死んだ目のスンチョルさんを見ているとジフンさんがそう言った。そしてそのすぐ後にジフンさんの意見に同調するさっきまで喋っていたジョンハンさん。スンチョルさんの「俺の権力って……」という嘆きが聞こえたが聞かなかったことにする。今それに反応したらスンチョルさんは私に泣きついてきそうだ。
SG「で、Aちゃんは何班が向いてると思うの？ウジヒョン的には」
WZ「俺的には情報班だと思う」
HS「いやいや、絶対戦闘班だろ」
２つの班のリーダーさんがそう言った。なんだかどっちも出来るって言われてるようで嬉しいな。どっちもイマイチでこの反応だったらちょっと精神的にくるけど……
WN「A、特殊班でもやってけると思う。ていうか特殊班に来てほしい」
さっきの件で凹んでいる特殊班リーダー、スンチョルさんの代わりにウォヌさんはそう言った。私のどこを見てそう思ったんだ？？
今考えてみると特殊班で過ごした一週間はほぼお休み期間に等しかった。あの期間、色々な訓練するのかなぁ、とか思ってたけど結局しなかったから私はジスラボに入り浸ってた。あの期間で学んだ特殊班関連のことといえば特殊班の人たちは少々クレイジーだ、というくらいだ。
WZ「……どうする？みんなやっぱり自分の班に来てほしいんじゃん」
JS「Aちゃんはどうしたい？」
ジスさんにそう言われて思わず少し頭を傾げてしまう。前なら即答で戦闘班を選んだだろう。でも、体験してみて特殊班のことはいまいち分からないけど情報班もかなり楽しかった。
どうしよう、私がそう思っていると私の手に何か触れた。
『……チャニ？』
それはチャニの手で私がチャニの方を見るとその手はぎゅっと私の手を掴んだ。
DN「A、俺とバディになろ。仮じゃなくて正式に」
SG「……なんで今の__」
DN「俺とバディになって一緒に現場で戦おうよ。俺がAの背中守るから俺の背中守ってほしい」
JN「……プロポーズみたーい」
DN「えっ？」
WZ「てか、バディってそういうもんだろ」
DN「もう、ヒョン達！！」
その状況が面白くて私は思わず声に出して笑ってしまった。
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名無し45051号(プロフ) - こんにちは！この作品とっても好きです‼︎更新待ってます、！ (11月27日 2時) (
レス) @page31 id: c85ed3ec08 (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - ユメさん» ユメ様、コメントありがとうございます！孤高の作曲家の件、承知しました！！自分でも更新停止している作品が多すぎて反省してます…全て完結予定ですのでこれからもよろしくお願いします🙇 (8月29日 11時) (レス) id: c872eeaaf1 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ - コメント失礼します。私スピカさんの作品が大好きでいつも応援してます！それでお願いがあるのですがこ孤高の作曲家を手が空いたらでいいので更新してほしいです。図々しくてごめんなさい！ (8月14日 21時) (レス) @page31 id: 56046c8d59 (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - りゅうさん» りゅう様、何回もご感想ありがとうございます！これから少しずつ更新していくつもりなのでよろしくお願いします🥰 (6月23日 20時) (レス) id: c872eeaaf1 (このIDを非表示/違反報告)
りゅう(プロフ) - 更新ありがとうございます！ずっと楽しみにしてました☺︎スピカさんのペースでこれからも頑張ってください！大好きです！ (6月23日 20時) (レス) @page31 id: f9bbdbf388 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スピカ
| 作成日時：2021年10月31日 17時
