63.あの…任務は？？ ページ13
YOU side
「サランちゃーん！これ17テーブルにお願い〜！」
『了解です！』
「本当にありがとう、サランちゃんがバイトに入ってきてくれて助かったわ〜」
『またまた……運んできますね！』
「本当によく働くなぁ…」
君はサランちゃんじゃなくてAちゃんだろ。そう思った方もいるかもしれない。いや、普通そう思うだろう。説明したい気持ちも山々だが、今は説明するにはあまりにも店が繁盛しすぎているので少し見逃してほしい。
とにかく店長さんに頼まれた仕事をこなそうと17番に足を進めようとしたが見覚えのあるガタイのいい男2人に思わず引き返そうか迷う。
MG「あ、ヒョン、コーヒーきた！」
WN「本当だ」
バレた。引き返すわけにはいかない。というかなんでいるんだ。
『お客さま、どうしていらっしゃるのですか？』
MG「ここのコーヒー美味しくて」
WN「バイトは板についてきた？
『………お陰様で』
この人たちは……！！奥歯を噛み締めながら言葉通りの営業スマイルを顔に浮かべる。
事の発端はここに初めて3人で来た時のミンギュさんの一言。それにスンチョルさんもウォヌさんも賛同し、ミンギュさんの花嫁修行と称された辛い辛い特訓の成果もあってか無事採用され、私は晴れて(？)あの麻薬取引事務所と繋がっているカフェでバイトすることになった。ちなみにサランはバイトの時の偽名だ。
花嫁修行の甲斐があってか野菜切るのとかコーヒーとか紅茶を淹れるのは上手になったが、日々の訓練にプラスしてアルバイト。流石に体力しか取り柄のないような私でも堪える。簡単に言うと、私は事の発端であるミンギュさんに怒っている。
WN「ねぇ、なんでAだけスカートなの？他の女性の店員、ズボンじゃん」
そう呑気に言うウォヌさん。
『店長が若いんだから足出しなさいって……』
WN「ふーん」
自分から聞いた割には興味なさそうに私のスカートの裾をいじり始めるウォヌさん。
MG「ウォヌヒョン、それ側からみたらセクハラだよ」
『いや、側から見なくてもセクハラですよ』
WN「普段、無理やり現場に出すから染み着いちゃったじゃん。身体に」
MG「ヒョン、任務のことセクハラしてるって言ってるんですか？あれは相手も喜んじゃってるからセクハラとは言いませんよぉ！」
『お願いだから昼間の、しかも女性客の多いカフェでこんな会話やめてください』
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e - 続きもう書く予定ございませんか？？(T . T) (4月30日 17時) (
レス) id: 959c5b1a12 (このIDを非表示/違反報告)
BLACK - この作品面白いです。もうこのストーリーは終わってますか？すごく続きが気になります。本当に主さんの作品好きです。 (4月29日 23時) (レス) id: 9fde84787d (このIDを非表示/違反報告)
名無し45051号(プロフ) - こんにちは！この作品とっても好きです‼︎更新待ってます、！ (11月27日 2時) (レス) @page31 id: c85ed3ec08 (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - ユメさん» ユメ様、コメントありがとうございます！孤高の作曲家の件、承知しました！！自分でも更新停止している作品が多すぎて反省してます…全て完結予定ですのでこれからもよろしくお願いします🙇 (8月29日 11時) (レス) id: c872eeaaf1 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ - コメント失礼します。私スピカさんの作品が大好きでいつも応援してます！それでお願いがあるのですがこ孤高の作曲家を手が空いたらでいいので更新してほしいです。図々しくてごめんなさい！ (8月14日 21時) (レス) @page31 id: 56046c8d59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スピカ
| 作成日時：2021年10月31日 17時
