45.お兄さんの勘違い ページ45
DK side
運転席に乗り、弟達2人とあともう1人、俺の同級生を待っていると先に来たのはディノだけだった。
DK「あれ？Aちゃんは？一緒じゃないの？」
そういうと気まずそうな顔をする彼。
DN「ドギョムヒョン、今日はヒョンも現場に出てくれませんか？」
DK「いいけど………」
なんでだ？いつもメンバー達は俺のことは現場に出したがらない。
MG「はい、詰めて詰めて〜」
ミンギュが走ってきて後ろに乗っていたディノにそう声かけた。
DN「今日ミンギュヒョンも出動するんですか？」
MG「そうそう、料理してたらウジヒョンにお前も行くんだぞ？って言われて」
DK「それよりなんで上裸なのよ」
MG「ウジヒョンに現場用のユニホーム持たせられて閉め出された」
もしもAちゃんが車にいたらどうするんだよ。ミンギュくらいになるとどうもしないのか……
MG「それより、今日Aちゃんもここって聞いたんだけどまだきてないの？」
遅いな…と思っているとAちゃんが建物から走ってきた。
『ごめんなさい、車庫がどこかわからなくて……！』
DK「大丈夫、大丈夫、助手席乗って？」
MG「えっ？後ろじゃないの！？俺せっかく後ろ乗ったのに！」
DK「はーい、シートベルトしてー」
MG「無視！？？」
無視も何もいっつも出動の時はこんな感じだから慣れてしまった。うるさいミンギュを軽くスルーして車を出す。
車は施設の森を抜け、普通の一般道へ出た。Aちゃんは隣で面白いものを見るかのようにずっと窓の外を見てた。なんだか表情が曇っているような気がする。そういえば彼女は俺たちに攫われてから一回も外に出ていなかった。
DK「…Aちゃん、この任務終わったら一緒に買い物行こ？」
『え…？』
MG「俺も行くーー」
Aちゃんの少し暗かった表情が少し明るくなったような気がした。SEVENTEENとしては初めての任務に緊張しているのかもしれない。俺は車のオーディオで音楽をかけた。
そこで俺は気づいたことがある。ディノの様子がやっぱりおかしい。Aちゃんはミンギュ作のお弁当を食べていて、ミンギュはAちゃんに美味しいかを何回聞くんだというくらい聞いていて、まあ、いつも通りだ。
けどディノは普段音楽かけたら結構ノリノリで上半身だけでも踊ったりするのに今日は外を見て黄昏ちゃってる。なんだ、マンネ………
あ、……もしかして…………恋…！？？
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スピカ(プロフ) - みれいさん» ご感想ありがとうございます！最近の楽しみと言っていただけて嬉しいです！更新頑張ります！！ (2021年10月1日 6時) (
レス) id: d9295291b6 (このIDを非表示/違反報告)
みれい(プロフ) - 作者さんのお話しがここ最近の楽しみです！更新頑張ってください！ (2021年9月30日 2時) (レス) @page47 id: 085cb0f605 (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - タロウさん» ご感想ありがとうございます！タロウ様の楽しみになれて嬉しいです！特殊班の体験期間が終わったら戦闘班の番なのでぜひまた読んでください！！ (2021年8月24日 20時) (レス) id: fd301946cd (このIDを非表示/違反報告)
タロウ(プロフ) - 最近このお話を読むことが楽しみになっています！ほんとに世界観好きです！更新頑張ってください！パフォチ推しなので戦闘班楽しみです！ (2021年8月24日 19時) (レス) id: a628d7cd27 (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - まむすけさん» コメントありがとうございます！私もセブチのこういう系の話少ないな…と思って書き始めました…！！応援もありがとうございます！更新頑張ります！！ (2021年8月1日 20時) (レス) id: fd301946cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スピカ
| 作成日時：2021年4月4日 15時
