30.情報班_1日目 ページ30
YOU side
私は今日から1週間情報班で活動する。
ハッキングとか武器の管理とか慣れないことが多そうだけど仲良くなったソクミンさんとスングァンさんがいると考えると気が少し楽だ。
情報班の作業室に来いと言われたのでクローゼットからユニホームを取り出して袖を通す。
そして部屋を出て下へ降りた。情報班の作業室の扉をノックして開けると中にいるのはウジさんだけだ。
『おはようございます。今日からよろしくお願いします』
WZ「んー」
会話が続かない…
『あの、スングァンさんたちは…』
WZ「多分ラボ。今日は俺からハッキングの仕方教えるから。………2人じゃいやだった？」
嫌じゃない。わざわざマンツーマン授業ありがとうございます。それより、パソコンから目を離して首をコテンと傾けるウジさんはかなりあざとい。
『いえ、ありがとうございます』
WZ「ん、じゃあこっちきて」
あらかじめウジさんの立派な椅子の横に置かれた椅子をウジさんはポンポンと叩いた。私はそこに緊張しながら座る。
WZ「そんな緊張しなくていいから」
そう笑ながら言うと「今からやって見せるから見てて」といい、パソコンをカタカタするウジさん。正直見てても何やってるかわからない。1番上のお兄ちゃんはこんなのが得意だったのか…なんて余計なことを思いながら見てるとウジさんがエンターキーをタンッと押した。
WZ「できた」
『え？？？』
速すぎる……何をハッキングしたんだろうとウジさんが「みてみ？」とこっちを向けてくれたパソコンの中を覗く。ウジさんがひとつファイルを開くとミンギュさんと沢山の美女達とのツーショットがたくさんあった。
『あの……これって…？』
WZ「ミンギュのスマホ」
ですよね〜〜〜！てか怖っ！！！！！
WZ「あー…ミンギュ……」
『この美女さんがたはどなたなんですか？』
私がそう聞くとウジさんはちょいちょいと私に耳を貸せと言わんばかりに手を招く。私が顔を近づけるとウジさんはコソッと美女たちの説明をしてくれた。
『ええっっっっ？！？？？』
彼女たちは言うのも思わず躊躇うくらいの重人の娘さんや親戚さん方だった。
WZ「ヤバいだろ？」
『これって任務なんですか？』
WZ「任務のが多いけどちょっとプライベートのもあるね」
そうクククと笑いながらいうウジさんに笑えない私。斉藤一族の皆さん…SEVENTEEN、やばいっす。
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スピカ(プロフ) - みれいさん» ご感想ありがとうございます！最近の楽しみと言っていただけて嬉しいです！更新頑張ります！！ (2021年10月1日 6時) (
レス) id: d9295291b6 (このIDを非表示/違反報告)
みれい(プロフ) - 作者さんのお話しがここ最近の楽しみです！更新頑張ってください！ (2021年9月30日 2時) (レス) @page47 id: 085cb0f605 (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - タロウさん» ご感想ありがとうございます！タロウ様の楽しみになれて嬉しいです！特殊班の体験期間が終わったら戦闘班の番なのでぜひまた読んでください！！ (2021年8月24日 20時) (レス) id: fd301946cd (このIDを非表示/違反報告)
タロウ(プロフ) - 最近このお話を読むことが楽しみになっています！ほんとに世界観好きです！更新頑張ってください！パフォチ推しなので戦闘班楽しみです！ (2021年8月24日 19時) (レス) id: a628d7cd27 (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - まむすけさん» コメントありがとうございます！私もセブチのこういう系の話少ないな…と思って書き始めました…！！応援もありがとうございます！更新頑張ります！！ (2021年8月1日 20時) (レス) id: fd301946cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スピカ
| 作成日時：2021年4月4日 15時
