20.班 ページ20
YOU side
物騒な射撃場を出て、廊下を歩いて4階のラウンジへ向かう。
SG「Aちゃんどこの班入りたい？」
『班って特殊班とかそういうやつですよね？』
SG「そうそう」
んー、どこでもいいけどやっぱり私は…
『戦闘班__』
SG「あーーー！やっぱりそうか！」
DK「予想はしてたけどさ！！」
私が全てを言い切る前に食い気味に大声を出すおふたり。なになに？怖いんだけど。
SG「ラボに華が欲しかったっ……！」
DK「Aちゃんがいればもう少しラボが息しやすい空間になると思ったのに！」
『…空気薄いんですか………？』
SG「そうじゃなくて…！ジスラボって殺風景なの！！ヒョン達の圧も…」
DK「スングァナ、やめな。どこで聴いてるかわからないよ」
そんなことなさそうなのになぁ…とスングァンさんの言葉を聞いているとそれを止めてソクミンさんが周りをキョロキョロと見回す。えぇ、まさかいるわけ……
「スングァナ〜？」
ええっ！？！？びっくりして3人で声がした方にバッと振り返る。今の声はジョンハンさんだ。心臓がバクバクしている。だって…なんとなくわかるもん。あのラボ内でのボスは絶対95年生まれのお二人でしょ？
一緒にいたソクミンさんとスングァンさんも顔がひきつっている。
その角から現れたのは……
SC「こんな所で言ったらいつ聞かれるか分からないぞ？」
DK「なんだ〜！ヒョンかぁ〜！！」
SC「なんだとはなんだ」
スンチョルさんだった。…なんか良かったぁ。スングァンさんも胸を撫で下ろしてる。
『……もしもお二方に聞かれちゃったらどうなるんですか？』
スングァンさんにこそっと聞く。
SG「1週間はまともな生活を送れないと思っていいよ」
『えぇっ………』
リーダーのスンチョルさんに聞かれても大丈夫なんでしょ？そんな影の権力者みたいな………
SC「話聞いてたんだけどAちゃん戦闘班に入りたいの？」
SG「ヒョンそこから聞いてたんですか？趣味わるーい」
スングァンさんに「うるさい！」と言い、スンチョルさんはまた私に問い直した。
『入りたいと言うよりは…それしか出来ないと思います…私には……？』
爆発物の解除も訓練ではやったけど現場ではお兄ちゃん達が触らせてくれなかった。パソコンは得意だけどそれとハッキングは色々と違う。
SC「じゃあ、とりあえず訓練してみようか！」
『えっ？』
SC「そうと決まったら行こ！」
おお？えぇ？
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スピカ(プロフ) - みれいさん» ご感想ありがとうございます！最近の楽しみと言っていただけて嬉しいです！更新頑張ります！！ (2021年10月1日 6時) (
レス) id: d9295291b6 (このIDを非表示/違反報告)
みれい(プロフ) - 作者さんのお話しがここ最近の楽しみです！更新頑張ってください！ (2021年9月30日 2時) (レス) @page47 id: 085cb0f605 (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - タロウさん» ご感想ありがとうございます！タロウ様の楽しみになれて嬉しいです！特殊班の体験期間が終わったら戦闘班の番なのでぜひまた読んでください！！ (2021年8月24日 20時) (レス) id: fd301946cd (このIDを非表示/違反報告)
タロウ(プロフ) - 最近このお話を読むことが楽しみになっています！ほんとに世界観好きです！更新頑張ってください！パフォチ推しなので戦闘班楽しみです！ (2021年8月24日 19時) (レス) id: a628d7cd27 (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - まむすけさん» コメントありがとうございます！私もセブチのこういう系の話少ないな…と思って書き始めました…！！応援もありがとうございます！更新頑張ります！！ (2021年8月1日 20時) (レス) id: fd301946cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スピカ
| 作成日時：2021年4月4日 15時
