それゆけ！僕らのスーパーマネヒョン！【SEVENTEEN】【男主】

8.はじめてのブイライブ ページ8

YOU side



　デスクで仕事をしているとデスク上に置いていたスマホがピロンとなる。


　スタッフさんからのメールかなと思ってディスプレイを見るとそこには“ジフン”という名前が。


　スタッフのなら若干未読スルーしてから返すけどメンバーのだといろいろと違う。俺はすぐにスマホを開いた。


　トーク画面を開くと“ヒョン、今から作業室これる？”の文字。作業のお誘いだ。



『ヒョン、ちょっとウジの作業室行ってきますね』



　近くのスタッフのヒョンに声をかけて俺は椅子から立ち上がった。


　そしてそのまま作業室に向かうわけではなく、一回事務所の外に出る。そして俺はカフェに向かった。


　ウジへの飲み物と後俺の飲み物を数個買って事務所に戻る。



　事務所に戻ってウジの作業室に向かうと



DN「それで____だったんですよ〜！」


HS「え〜！！」


　そんな大きな声が聞こえた。

　何を騒いでるんだ…？そう思ったけどディノのバンチャンモードで分かった。

　あいつら多分ブイラしてるな。


　そう思いながら静かに2人の前を通り過ぎようとする…

　絶対に目を合わせないように………



HS「あっ、ヒョンヒョン！待って」



　足早に2人の前を通り過ぎた時ホシがそう叫んだ。

　多分あのヒョンは俺に向かってのヒョンでは無い！と信じたい！！！



HS「Aヒョン！行かないで〜！！」



　びっくりして思わず振り返る。ホシ、マジで名前出すなよ！？



DN「ヒョンも一緒にやりましょ？」



　やりません。絶対にやりません。

　思いっきり首を振るとそれが面白かったのか真似をしだす2人。お前たちなぁ……！


　呆れながらもじゃあまたなの気持ちを込めて2人に手をひらひらと振る。



HS「ヤダヤダヤダ！ヒョン出てよ！！」


DN「そうですよ！カラットも見たいって！！」



　本当に何歳だよ！ヤダヤダって！


　ディノが立ち上がって俺のことを引っ張る。



『ね、本当にだめ。俺スタッフだし、後ウジの作業室行かないとだから』


　スマホに声が入らないようにこそこそディノに言う。君ならわかってくれるでしょ？



DN「えぇ、ヒョン…僕たちのこと嫌いなの……？」

『へ！？！』



　思わず大きな声を出してしまった。

　なんで！？なんでそうなった！！？


HS「ええ〜！ヒョンひど〜い！カラットもひどいって言ってる！」

DN「嫌いじゃないなら一緒にやりましょうよ〜！」



　……イ・チャン。策士だな。

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