影山家の影山サン “2”【HQ】 (ページ8)

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飛雄はねてる。

私の膝に頭を乗せて

良く寝るなぁ……ほんっとに。

かわいい寝顔。

昔から変わんないなぁ。

冴「ねえ、マネちゃんと飛雄は付き合ってんの？」

『へ？違いますよ！飛雄は私の弟です！』

冴「弟！？そういうことかぁ、なんだ。悪かったね。」

よく間違えられるからなんとも言えないけど

まあ否定はしない……カップルに見られることもたまにあるし。

身長差もあるし、そう思われるのも仕方ないよなぁ。

髪色も目元も違うし。

なんて思ってたら眠くなってきた………

あと少しだけど寝かせてもらお…

影「姉ちゃん、肩使うか？」

『いいの？』

影「おう。」

って言ったのに

私に肩貸す前に飛雄が私の膝にまた頭乗せて寝始めたから

私も、寝るに寝れない

まあ、寝かせて貰うけども。

冴「よし、ついたぞ。」

影「姉ちゃん、ついたぞ。」

『飛雄のせいで足痺れてるんだけど……』

影「わりぃ……」

とりあえず、急ごうか。

大遅刻だよほんっとに。

私はまきこまれるし。

大地だけは許さん。あとで奢らす……！

『先行くね。』

孤「…A、来た。」

『研磨くん、今回も頼まれたからよろしくね。』

孤「うん…よろしく。」

黒「お、きた来た。赤点組の保護者ちゃん。」

『クロ、からかってる？私だって引き受けたくて引き受けたんじゃないもん。』

黒「わりぃわりぃ。」

こうしてこのままこの日の練習は終わった。

日向は、何か考えてるみたいだったけど。

ひとまず私は、大地を探す！