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2セット目、取られそうだな。
けど何故か負ける気はしない。
力大丈夫かな……プレッシャーに負けそうになってる。
『取られたか…』
『力〜!そんな顔しちゃダメでしょ〜』
と、言いながら力の頬を引っ張る
あ、面白い顔←
縁 「ひゃなしてくだひゃい!」
『笑顔になったね。力!地球滅亡みたいな顔してたよ?』
田 「滅亡はえーよ!」
西 「地球防衛軍!」
縁 「そんな顔してませんよ!」
『力、耳貸して?』
縁 「は、はい(?)」
『力なら大丈夫だよ。私の言葉を信じてね。』
縁 「 は、はい!(照れるな……)」
待って
日向!?
素晴らしいフライングレシーブだった…
あんなに顔面擦ってたのに。
感動だよ私は……
でも大丈夫かな。
力に声はかけたけどまだ、大地みたいにやらなきゃ って思ってそう。
でも、龍のおかげで大丈夫そうだね。
ほんと、うちのチームってすごいな。
けどあのブロックアウト、どうにかしないと厳しいな。
縁 「あの、ちょっといいですか。向こうの1番がブロックアウト狙ってきたボール、俺が拾います。
田中と旭さんの方が俺より強打取るの上手いから。」
自分で考えてまわりに伝える
それを実行する。
それがどれだけ大切なことか。
力、凄いよ。
『リバウンド!』
日向も日向なりに、この状況をどうにかしようとしてるんだ。
成長したな。
それに、今のプレーで力も馴染んだね。
このコートの空気に。
点差は一向に縮まらないなぁ。
向こうに大地のいないハンデなんて、与えないよ。
力ナイスキー!
あと2点……
頑張れ旭!
『ナイス力!
日向!ナイスキー!』
これで、準決勝進出だ。
今頃伊達工と青城がやってる頃かな。
あ、大地!!
『大地っ!!』
澤 「おわっ!」
『心配したんだからね!
次の試合は、期待してる。』
『次の試合、どっちかなぁ………』
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