影山家の影山サン “2”【HQ】 (ページ31)

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『明日からまた東京遠征か～』

「バレー部凄いね。最近めちゃ強くなってない？」

『うん！すっごい頑張ってるからね！

私も、マネージャー頑張らなきゃ…！』

「Aは夏休み中にピアノでも全国に名を馳せたからね、次はバレーで全国に名を馳せちゃうかな？」

『私ただのマネージャーだし！笑』

菅「何話してんの～？」

そう言いながら、座っている私の肩に腕を回してきたのは

言わずもがな菅原孝支です。

あの、恥ずかしいんですけど。

ここ、学校なんですけど！？

やめて頂いて……部活の人の前でさえ恥ずかしいのにさ

こんなにクラスメイトがいるところで！

「お、お前らやっと付き合ったのか！」

「長かったなぁ。」

「お似合いすぎて僻みも出てこん。」

『な、皆してやめて…』

澤「お前ら、イチャつくのはいいけど成績落とすなよ～？」

『私はもう決まってるから大丈夫だもんね！

大地こそ、成績落としたらダメだからね？』

澤「わかってますよ。ちゃんとやりますとも。」

菅「Aは怒ると大地より怖いからな～」

『な、酷い！』

ほんとバレー部3人仲良いなぁ、なんて声も聞こえてくる

まあ、この3人は3年間クラス同じだったしね

部活も同じだもん。仲良くなって当然、って感じ？

修学旅行も班同じだったしなぁ。

懐かしいなぁ……

なんて思ってたら、授業開始時間。

やば、起きてないと大地に怒られる。

よしっ、頑張ろ。