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『孝支、お待たせ。

はい紅茶、と孝支が持ってきてくれたクッキー。』



菅 「さんきゅー!

っしゃ、やるべ!」



『何からやろっかな……んー…』





なんて孝支と話しながら勉強会を進めること2時間



孝支は私の家に10時頃に来たのでそろそろお昼の時間だ。



何か作った方がいいよね。





何がいいんだろう?お昼なんてあんまり思いつかない……









影 「姉ちゃん、昼。」



『そうだよね、そろそろお昼にしよっか。



孝支、何か食べたいものある?あ、激辛麻婆豆腐はダメね。


お昼にあれはきつい……』




菅 「Aの手料理ならなんでもいいべよ。


絶対美味いもん!」



『そんなに期待されても困るなぁ、笑


じゃあとりあえず作ってくるから、出来たら呼びに来るね?2人で話でもしながら待ってて!』



影 「ウッス。」




菅原side




高一の時から、ずっとAのことが好きだった



一目惚れではなかった。


今思い返せば一目惚れなのかもしれないけど。



そんなあいつがマネージャー希望だって聞いた時は凄い嬉しかったし


3年間クラスが同じで席が隣になるとも思わなかった。




ひたすらアタックし続けること2年半。



付き合ってもないのに、部屋に来てしまった。


女子らしい部屋

白を基調とした落ち着いた雰囲気の部屋。


Aにあってる。



影 「菅原さんは、姉ちゃんのことが好きなんですか?」



「えっ、なんで、?」


影 「いや、何となく、です…」


「好きだよ。高一の時からずっと。」


影 「菅原さんなら、安心できます。


姉ちゃん優しいんで、色んな人から好かれるんすよ。


でも、相手が菅原さんなら安心です。」




影山、それはどういう意味なんだ?


俺なら安心って、どういうこと……


ううーん考えてもわからん!



『お昼、出来たよ。』



「よっしゃ!ほら、影山行くぞ!」





結局、この日のうちに影山の言った意味がわかることはなかった。

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作者名:瑚城桃李 | 作者ホームページ:ないでーす!  
作成日時:2021年1月15日 0時

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