検索窓
今日:12 hit、昨日:10 hit、合計:113,964 hit

43 ページ3

澤 「A、影山どうにか出来そうか?」



『ごめん。無理だと思う。

中学の時から教えてるけど、一向に良くならない……』



菅 「首席のAでも無理なのかよ……」



『だって、、私教えるの苦手なんだもんっ…!』


菅・澤 「(か、可愛い…!)」


澤 「はあ、どうしたもんだ…」



『まあ、どうにかしてみるけどさ。

2年生も少しくらいなら面倒見てあげられるよ。

今回のテスト、私少し余裕もてそうだから。』


菅 「俺も教えてよ。Aのノート見やすいから、一緒に勉強したい!」


『ふふ、私なんかでいいの?それだったら今週の水曜、私の家おいで!学校お休みだから、一緒にやろ!』



菅 「まじ!?やった。ありがとな!」



孝支、教えるまでもないくらいに勉強はできるよね?


いやいや、教えた方が自分のためにもなるって言うし。


一緒にやって損はない!



それに、孝支と勉強なんて……




なんかドキドキするっ!




こうして迎えた水曜日。




いや待てよ。



飛雄も今日家にいるじゃん。


変に誤解されたらどうする!?


いや、大丈夫だ。クラスも同じだし

席も隣だし。


問題ない。





菅 「お邪魔します!」


『いらっしゃい!私の部屋、2階にあがって、突き当たり右に行った所だから先に行ってて?』


菅 「お!わかった。

あ、それとこれ。持ってきたんだ〜」


『えっ、わざわざいいのに。
お気遣いいただきありがとうございます。』



菅 「こちらこそ。勉強付き合ってくれてありがとな!」



そんな時2階から階段を降りてくる足音が聞こえた



親は仕事に行っているし

そもそも親の部屋は1階なので



これは確実に飛雄!


いや、そりゃそうか。何言ってんだ。私。



影 「あ、菅原さん。ちわっす。」



菅 「お影山〜元気か?勉強捗ってるか?」



影 「はい。それなりには、わかんないとこあったら聞きに行ってもいいすか。」


菅 「やる気は充分だな!」



『飛雄、何かあったらいつでも部屋おいでね。


勉強飽きたからってボール触るのは禁止だからね。』



影 「…うす。」




ほんとにわかってるかな?


心配になる………



まあ、大丈夫だ。飛雄はやる時はやる子だから!





菅 「てか、ほんとにお前ら姉弟なんだな〜」




『ふふ、まあね。』

44→←42



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (46 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
404人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:瑚城桃李 | 作者ホームページ:ないでーす!  
作成日時:2021年1月15日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。