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澤 「A、影山どうにか出来そうか?」
『ごめん。無理だと思う。
中学の時から教えてるけど、一向に良くならない……』
菅 「首席のAでも無理なのかよ……」
『だって、、私教えるの苦手なんだもんっ…!』
菅・澤 「(か、可愛い…!)」
澤 「はあ、どうしたもんだ…」
『まあ、どうにかしてみるけどさ。
2年生も少しくらいなら面倒見てあげられるよ。
今回のテスト、私少し余裕もてそうだから。』
菅 「俺も教えてよ。Aのノート見やすいから、一緒に勉強したい!」
『ふふ、私なんかでいいの?それだったら今週の水曜、私の家おいで!学校お休みだから、一緒にやろ!』
菅 「まじ!?やった。ありがとな!」
孝支、教えるまでもないくらいに勉強はできるよね?
いやいや、教えた方が自分のためにもなるって言うし。
一緒にやって損はない!
それに、孝支と勉強なんて……
なんかドキドキするっ!
こうして迎えた水曜日。
いや待てよ。
飛雄も今日家にいるじゃん。
変に誤解されたらどうする!?
いや、大丈夫だ。クラスも同じだし
席も隣だし。
問題ない。
菅 「お邪魔します!」
『いらっしゃい!私の部屋、2階にあがって、突き当たり右に行った所だから先に行ってて?』
菅 「お!わかった。
あ、それとこれ。持ってきたんだ〜」
『えっ、わざわざいいのに。
お気遣いいただきありがとうございます。』
菅 「こちらこそ。勉強付き合ってくれてありがとな!」
そんな時2階から階段を降りてくる足音が聞こえた
親は仕事に行っているし
そもそも親の部屋は1階なので
これは確実に飛雄!
いや、そりゃそうか。何言ってんだ。私。
影 「あ、菅原さん。ちわっす。」
菅 「お影山〜元気か?勉強捗ってるか?」
影 「はい。それなりには、わかんないとこあったら聞きに行ってもいいすか。」
菅 「やる気は充分だな!」
『飛雄、何かあったらいつでも部屋おいでね。
勉強飽きたからってボール触るのは禁止だからね。』
影 「…うす。」
ほんとにわかってるかな?
心配になる………
まあ、大丈夫だ。飛雄はやる時はやる子だから!
菅 「てか、ほんとにお前ら姉弟なんだな〜」
『ふふ、まあね。』
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