青い海と赤い太陽２ (ページ38)

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貴女サイド

ｴﾄﾞ「なぁA、俺の娘になる気はねぇか？」

…まだそのこと考えてくれてたの？

貴「凄く嬉しい…凄く嬉しいけど今の私の船長はエースなの。エースが決断するまで待ってくれない？」

ｴﾄﾞ「っ!?グララララ!!そうか、俺はどんだけでも待つぜ。」

エドは豪快に笑った。私もまたエドと昔みたいに話す事が出来てとても嬉しかった。

貴「それじゃあ私は仲間達とエースの様子を見に行くわ。」

ｴﾄﾞ「あぁ、分かった。お前達もそれぞれの持ち場に戻ってくれて構わねぇ。」

私はエドの部屋を出て仲間達のいる大部屋に向かった。

ｺﾝｺﾝ

貴「みんな、いるの？私Aよ。」

ｶﾞﾁｬ

ﾃﾞｭｰｽ「A…よかった…」

ドアを開けたのはデュースだった。部屋の中に入るとみんなほっと安心したような顔をしていた。するとデュースから抱きしめられた。

ｶﾞﾊﾞｯ

ﾃﾞｭｰｽ「よかった…本当に心配したんだからな…」

貴「ごめんなさい、心配かけて。」
するとデュースは急に顔を赤くさせ、ばっと抱きしめていた腕を離した。

ﾃﾞｭｰｽ「すっすまねぇ!!/////急に抱きついちまって/////」

貴「ふふふ、いいのよ。ねぇデュース、今からエースの様子を見に行くんだけど一緒に来る？」

ﾃﾞｭｰｽ「あっあぁ、一緒に行こう。」

私とデュースはエースの寝ている部屋へと足を運んだ。

一方、大部屋では

ｽｶﾙ「…デュースの旦那、Aの姉貴が好きなのか…」

ﾊﾞﾝｼｰ「あら、スカル気づいてなかったの？気づいてないのAだけだと思ってたわ。」

ｽｶﾙ「えっ!?みんな気づいてたのか？」

一同「「「うん」」」

ﾊﾞﾝｼｰ「(そもそもあの子もあの子よね。なんでこんなに分かりやすいのに気づかないのかしら…)」

デュースはAへの気持ちを隠しているつもりだが実はバレバレだったのであった。