青い海と赤い太陽２ (ページ3)

今日:2 hit、昨日:6 hit、合計:15,420 hit

第36話過去編in魚人島ページ3

貴女サイド

これは数年前私とオトヒメが出会った頃の話

オトヒメは今日もリュウグウ王国の海上移設に賛同する署名を集めていた。すると、子供達がかけよってきた。
子供「オトヒメ様、今日も集めてるの？」
ｵﾄﾋﾒ「…えぇ、今日だって明日だって集めて…みせる…わ…」
子供達「「オトヒメ様!?」」

オトヒメは体がとても弱く、高熱を出して倒れたのだ。

貴「ご婦人、大丈夫ですか!?私の声聞こえてますか？」
ｵﾄﾋﾒ「ﾊｧﾊｧ…きこえて…ます…」
意識が朦朧としてる。熱もひどいわ。とりあえず、医者に見せないと。
貴「今から医者の所に行きます。抱えますね。」
私はオトヒメ？さんを横抱きにして医者を探す。
医者は、医者はどこにいるの？

兵士「おいお前!?なぜオトヒメ様を抱えている!!」
1人の兵士に声をかけられた。
貴「助けてください!!ものすごい高熱なんです!!お願いします!!」
兵士「なんだと!?今すぐこっちへ!!」
オトヒメは竜宮城と呼ばれる城に運ばれた。
ふぅ、これでなんとか安心ね。

兵士「おい、人間。先程の件で国王様が礼を言いたいそうだ。竜宮城へ案内する。」
兵士は竜宮城へと案内してくれた。

兵士「中に国王様がおられる。中に入れ。」
今までの兵士からの態度を見て分かった。
ここの人達は人間を毛嫌いしている。でも、いきなりこの態度は傷つくわ。

中に入るとそこには王冠を被ったとても大きい男性の人魚がいた。
ﾈﾌﾟ「お前が妻を運んでくれた人間なのかもん？」
貴「…はい、そうですが…」
ﾈﾌﾟ「そうか、妻を運んでくれてありがとうじゃもん。妻は人より体が弱いんじゃもん。本当に礼を言うもん。」
貴「いえ、当然のことをしたまでですよ。」
ﾈﾌﾟ「礼と言ったらなんじゃが宴をする。ぜひ参加してくれんかもん？」
貴「…いいんですか？なら、お言葉に甘えて。」
その日は、ネプチューンや兵士達を巻き込み宴が行われた。私も結構酒を飲めるくちなので、たくさん飲ませてもらった。

酔いがまわってきた私は、酔い覚ましに宴の中心から外れ会場の隅に水とお菓子を持って行った。すると扉の影からのぞく少年と目があった。

────────

どうも、あずき丸です!!
新しい夢主ちゃんの設定です!!夢主ちゃんは「酒豪」だったんですね～。ゾロやナミといい勝負が出来そうです。
以上あずき丸からでしたー。