第35話 ページ2
貴方サイド
イーリス達とても優しくしてくれたわ。あんな家族が増えたら世界中が幸せになれるでしょうね。
私はイーリスのおすすめしてくれた焼き菓子のビッグサイズを10個ほど持って竜宮城の入口に来ていた。竜宮城の入り口は上空にあるので月歩で来ている。
貴「あの、ネプチューンに会いたいんだけど開けてもらえるかしら？」
兵士「貴様!!国王様を呼び捨てに!!…」
？「その声は!?Aさん!?」
貴「あら、右大臣じゃない。ネプチューンに会いたいんだけど入り口開けてもらえるかしら？」
右大臣「はい!!今迎えに参りますので少しお待ちください。」
別に迎えに来なくてもいいのに…
1分後2人乗りぐらいの移動用の魚に乗って右大臣がやってきた。
貴「迎えなんてよかったのに。」
右大臣「いえ、あなたを1人でお越しにさせる訳にはいきませんから。」
右大臣がバブリーサンゴでシャボンを作り私はその中に入った。
移動用の魚に乗った私を確認する右大臣
右大臣「では参りましょう。」
移動用の魚はすごいスピードで泳いでいき、あっという間に竜宮城につくことが出来た。
貴「ありがとう、右大臣。」
右大臣「なんのこれしき。お役に立てて光栄です。それでは国王様をお呼びしますね。」
貴「えぇ、お願いするわ。」
右大臣がネプチューンを呼びに行く。
貴「ここもあの時と変わってないわね。」
私が懐かしく思っているとネプチューンの声が聞こえた。
ﾈﾌﾟ「久しいなA。」
貴「ネプチューン!!久しぶりね!!相変わらず大っきいわね〜。」
ﾈﾌﾟ「大っきいは余計じゃもん。お前さんは変わっとらんのぉ。なんでまた魚人島に来たんじゃもん？もう二度と来ないのかと思っとったんじゃもん。」
ネプチューンが尋ねる。
貴「私また海賊を始めたのよ。新世界に行くためにここに立ち寄ったから挨拶にと思ってね。」
ﾈﾌﾟ「!?そうか…お前さんの顔色も明るくなっとるようじゃし、いい海賊団に出会えたのじゃもん。よかったんじゃもん。」
貴「えぇ、とってもいい仲間よ。ﾆｺｯ」
私はそれからネプチューンとしばらく話し込んでいた。
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作者名：あずき丸 | 作成日時：2019年5月5日 10時
