第29話 ページ37
貴女サイド←漢字こっちに変えました。
ｴｰｽ「なんで!?」
貴「イスカちゃん…」
ｲｽｶ「これでもまだ海軍将校なんだ…一緒には行けない。」
力なくイスカが微笑む。
ｴｰｽ「なんでだよっ!!」
ｲｽｶ「死ぬなよ、エース」
イスカとの距離が開いていく。
ｴｰｽ「手を、繋いどけば…よかったのか…？」
項垂れたエースが呟いた。
ｴｰｽ「でもよ…しょうがねぇじゃねぇか…俺は海賊でこの手は炎になるんだからよ…」
エースがうつむく。
エース…
私はそっと帽子の上からエースの頭を撫でた。
貴「そうね…エースの手は炎になる。でも、その炎はみんなを明るく照らし、生きる希望をくれるの。エースの炎は、手はとても暖かくて私好きよ。ﾆｺｯ」
私は船の縁に飛び乗る。
貴「イスカちゃーーーーん!!あなたが世界中のどこで何をしててもまた必ず会いに行くからーーー!!また、会いましょうねーーーー!!大好きーーーーーー!!」
イスカの目に涙がたまる。
ｲｽｶ「あぁ、また会おう。Aさん…」
海軍の軍艦は目の前に迫っていた。大砲を放ち、降りそそぐ砲弾が轟音をあげる。
また、轟音が上がる。だが、砲弾によるものでは無い。エースが道を切り開いてくれた。
ｴｰｽ「行くぞ!!野郎ども!!」
「「うおおおおおお!!!!」」
どんな別れがあろうとエースは船長として戦わなければなかった。
辛いわね、エース。でも、それを乗り越えなさい。そうしたらあなたはもっと強くなる。
目指すは“新世界”
船はゆっくりと海の中に沈んでいった。
─────────
はい!!作者のあずき丸です!!
今回はエース、デュース、夢主ちゃん以外のスペード海賊団の紹介をしたいと思います。
まずは、スカルですね。彼は情報屋で、エース達を“旦那”夢主ちゃんを“姉貴”と呼ぶ人ですね。
次は、ミハールさんです。彼は本来の職業は教師です。なので、みんなからは先生と呼ばれています。＊夢主ちゃんはミハール呼びです。
次は、オオヤマネコのコタツです。コタツは密猟者の罠にかかっていた時にエースが助けたことで仲間になります。見た目は怖いですが意外と声はかわいいです。
最後にバンシーさんです。この方は夢主ちゃん以外の唯一の女性乗組員なんですね。夢主ちゃんともよく話しますよー。
他にもたくさんいるんですが、名前をあげるのはこちらの3人と1匹にしたいと思います。
以上あずき丸からでしたー。
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あずき丸(プロフ) - 皐月蒼＆夜さん» 初コメントです!!ありがとうございます!!イベントに参加させて頂きありがとうございました。 (2019年4月9日 22時) (
レス) id: 8ea0b75aa9 (このIDを非表示/違反報告)
皐月蒼＆夜(プロフ) - 面白かったです！楽しく読ませていただきました。イベント参加ありがとうございました！ (2019年4月9日 22時) (レス) id: d88528ecc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずき丸 | 作成日時：2019年3月20日 23時
