第25話 ページ30
貴方サイド
ﾃﾞｭｰｽ「げっ、今かよ…」
入ってきた人影とは正義の白いコートをなびかせたイスカと将校の制服を着た男だった。
貴「今日は仕事で来たみたいね、イスカちゃん。」
ｲｽｶ「待て蒼眼、今日は話し合いに来たんだ。喜べ!!火拳、いい話だぞ!!」
イスカが目を輝かせ、隣の男を紹介する。
ｲｽｶ「ドロウ中将だ。私を救ってくれた恩人だ。」
ﾄﾞﾛｳ「イスカ、手短に行こう。火拳、貴様宛てだ。」
ドロウが広げた書類には、エースへの七武海の推薦の内容が書かれていた。
ｲｽｶ「どうだ、いい話だろう。これなら海賊をやめなくても済むぞ、火拳。」
ｴｰｽ「七武海か…ごめんだな。」
エースは推薦を即答で断った。
ｲｽｶ「な、なぜだっ!!この提案を飲めば海軍にも追われなくなるんだぞ？」
イスカは驚きを隠しきれていなかった。
ｴｰｽ「そもそも七武海っつー制度自体が気に入らねぇ。」
ｲｽｶ「そんな…」
イスカの顔には動揺の色が見られた。
ﾄﾞﾛｳ「奇遇だな、俺もそう思ってたんだよ。所詮、海賊を飼い慣らしたとて何の役にも立たん。さっさと処分するのが1番さ、なぁエース。」
ドロウがエースのいた場所を思いっきり殴った。エースは咄嗟に避けた。
貴「話し合いじゃなかったのね。」
ﾄﾞﾛｳ「もう、話し合いをする必要は無いだろう、蒼眼。」
貴「そうね。交渉は決裂したわ。さぁ、帰りましょう。エース、デュース。」
私は2人を連れて帰ろうとした。
ﾄﾞﾛｳ「逃がすかバカめ。こいつの威力も見てみたかったとこだ。ちょうどいい。」
すると、ドロウが持っていた筒からもの凄い勢いで炎が出てきた。火炎放射器だ。周りはスラム街、火が燃え移る物はたくさんある。一瞬で周りは火の海と化し、子供達の悲鳴が聞こえてくる。
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あずき丸(プロフ) - 皐月蒼＆夜さん» 初コメントです!!ありがとうございます!!イベントに参加させて頂きありがとうございました。 (2019年4月9日 22時) (
レス) id: 8ea0b75aa9 (このIDを非表示/違反報告)
皐月蒼＆夜(プロフ) - 面白かったです！楽しく読ませていただきました。イベント参加ありがとうございました！ (2019年4月9日 22時) (レス) id: d88528ecc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずき丸 | 作成日時：2019年3月20日 23時
