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こんなに目覚めのよい朝を迎えたのはいつぶりだろう。
良い事があったからってすぐ影響を受ける自分が案外単純で笑えてくる。
CM「おはよう。」
KH「お、おはよ。」
帰ってきた時まだ寝てなかったのにもう起きてるって睡眠時間短すぎだろ。
KH「そうだ、昨日の電話の件でユノヒョンのとこ行かなきゃいけないから行ってきて。」
CM「キュヒョンが行けよ。」
KH「俺にはユノヒョン扱うの難しいからさ。」
内容はゲームなのに、コーヒー片手にパソコンと向き合ってる姿が無駄にかっこよくて鼻につく。
朝からなんて根っからのゲーマーだ。
CM「わかった。その代わり今日上手いワイン開けろよ。」
KH「了解〜」
車のキーを取って駐車場まで降りる。
よく車には乗ってるのに、地下駐車場から日差しの明るい時間帯に出るのは久しぶりだ。
Aさんは…今頃何やってるのかな。
やっと寝れた？
それとも朝食をとってる？
俺が想像しようとしたって思い浮かぶのはありきたりな想像でしかなくて。
今すぐにでも彼女の所へ行きたくなる。
CM「…何考えてんだ俺。」
企業の代表として恋愛にうつつを抜かしてる暇はないのに。
頭の中から彼女が離れないなんて。
いつだって分別がついてた俺はどこへいったんだ。
街の中心部に位置するこのマンションからどこか行くのには必ず大通りを通らなくてはいけない。
大通りってことは混雑してるわけで。
最近はこの混雑時に外出しなかったから飲み物も持ってない俺はただ呆然と街ゆく人を眺めた。
…は。
Aさん…？
とうとう目がいかれたか。
彼女を考えすぎて幻覚でも見えたか。
でも逆に言えば見間違えるわけがない。
どう見ても
あそこの道を歩いてるのはAさんだ。
…だけど俺の知ってる彼女じゃない。
スッピンじゃなくて
ナチュラルだけど綺麗に化粧していて
地味なスウェットじゃなくて
淡色のフレアスカートで清潔感漂う格好。
…ただ驚きでどうにかなりそうだ。
俺の気持ちをよそに
彼女は足取り軽く街路樹が並ぶ道のりを歩いてガラス張りのお洒落なカフェに入った。
どんなやつかは見えないけど
彼女が手を振る先には男がいて。
…男の影なんて微塵もなかったのに。
気づいたら青信号で
俺は彼女を横目に車に走らせた。
'反応を見てるから
大体はわかってるつもり'だ？
自分でもよく言ったもんだ。
俺は彼女のことを知らなさすぎる。
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waka(プロフ) - くぅーーー！！最後のセリフ言われてみたい(>_<) (2019年8月29日 1時) (
レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - そう言って頂けるとすごく嬉しいです( ； ； )完結してから2ヶ月以上経ちましたが番外編を書いたので、よかったら読んでください！コメントありがとうございます！ (2019年8月28日 12時) (レス) id: 8286a39511 (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - wakaさん» コメントありがとうございます！返信遅くなりましてすみません＞＜ 番外編を一つ更新したので是非暇があれば楽しんで頂けると嬉しいです！ (2019年8月28日 12時) (レス) id: 8286a39511 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - 終わってしまうのが淋しいです、、。 (2019年6月16日 18時) (レス) id: ee0c3f7c1a (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - スクープってときはビックリしたけど、チャンミンがプロポーズしてよかった＼(^o^)／よかった！！ (2019年6月16日 16時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：S
| 作成日時：2018年2月8日 21時
