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今日は朝からひっきりなしに電話がかかってくる。
それは全部、知らない人からで内容はどれもチャンミンさんとのこと。
どうしたらいいのかわからないし、どうにもすることが出来なくて、とりあえずユノオッパに電話しようと思った。
ちょうどその時、ガチャガチャと慌てながら家の鍵を開けて人が歩いてくる音がした。
…チャンミンさんだ。
CM「Aさんっ！」
すごい焦った様子で洋画のように私の頭を撫でくりまわして最後は顔を目をしっかり見て安否を確認する。
こんな姿初めてだったから驚いて私も棒立ちになってしまった。
CM「大丈夫？何か酷いこと言われたりされたりしてない！？」
「いや…特には…」
私がそう答えるなり「よかった…」と肩を下ろす彼から伝わる安心感に私もほっと落ち着く。
「お茶でも飲みますか？｣
CM「うん、頂こうかな。」
返事をしてから自然とテーブル席に着く彼を見てると、この家に慣れた様子が伺える。
今では合鍵も持ち合わせてすっかり"恋人"になった私たち。
前の自分じゃこんな姿想像出来なかったし、それもこんな素敵な人となんて考えられなかった。
CM「ねぇこの電話…気にならないの？」
「え、あぁ…どうしたらいいかわからなくて。」
CM「…そっか。じゃあこうしよう。」
すると突然立ち上がって彼は電話のコードをコンセントから抜いた。
たらーんとぶら下がったコードを見て唖然とする私に「ダメだった？」と聞かれ「ダメじゃないです」と答えた。
「ただその方法が思いつかなかった。」
その言葉が嬉しかったのか、彼は少し口角を上げて私が席に着くよう促した。
私たちの間には温かいお茶。
ゆっくり上がる湯気を見ながらチャンミンさんは話し始めた。
CM「Aさんは今なんでこんなに電話来てるか知ってる？」
「家の前の記者が教えてくれたので。
あ、そういえば家の前で記者に捕まらなかったですか？」
CM「捕まりそうだったけど、なんとか。」
「…さすが。」
私なんてピンポンされて普通に出ちゃったから捕まっちゃったよ。
それも人が沢山いて私の頭はてんやわんやになっちゃってまともに答えられなかった。
なんて記事に書かれるか。
彼の仕事上、私はできる女でいなければならないのに。
こういう時に彼とは住む世界が違うんだなぁってつくづく感じる。
CM「…ごめん。｣
.
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waka(プロフ) - くぅーーー！！最後のセリフ言われてみたい(>_<) (2019年8月29日 1時) (
レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - そう言って頂けるとすごく嬉しいです( ； ； )完結してから2ヶ月以上経ちましたが番外編を書いたので、よかったら読んでください！コメントありがとうございます！ (2019年8月28日 12時) (レス) id: 8286a39511 (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - wakaさん» コメントありがとうございます！返信遅くなりましてすみません＞＜ 番外編を一つ更新したので是非暇があれば楽しんで頂けると嬉しいです！ (2019年8月28日 12時) (レス) id: 8286a39511 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - 終わってしまうのが淋しいです、、。 (2019年6月16日 18時) (レス) id: ee0c3f7c1a (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - スクープってときはビックリしたけど、チャンミンがプロポーズしてよかった＼(^o^)／よかった！！ (2019年6月16日 16時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：S
| 作成日時：2018年2月8日 21時
