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YN「あぁ〜長かった(笑)」
時計を見ればお昼時は過ぎていて
集中力が切れた今、腹が減って死にそうだ。
CM「ヒョンがさっさとお金を出せば済むことを。」
YN「そういうわけにはいかないだろ(笑)
今からご飯でも行く？」
CM「ヒョンの奢りですよ。」
YN「はは、もちろん(笑)」
ヒョンが隣の部屋に向かって「キュヒョナもご飯行く？」と聞けば「遠慮しときまーす」と緊張感のない返事。
キュヒョンを残し2人で車に乗り込んだ。
ヒョンが運転、俺は助手席。
いつもの大通り。
俺はただ呆然と外を眺めた。
YN「2人で飯食うの久しぶりだな。」
CM「そうですね。」
ユノヒョンは中学からの先輩。
俺たちの中でも優秀なお坊ちゃんで有名だった。
そんなヒョンは俺を可愛がってくれて。
口にはしないけど俺も慕ってる。
…生徒会に入らされたのは忘れないけど。
そのヒョンも今や有数の投資家の一人。
で、俺たちの資金源。
YN「ここ美味しいんだよ。
最近みんなここに連れてくるんだ(笑)」
CM「…へぇそうですか。」
向かってる途中で何となく気づいたけど、
本当にこの店に来ると足が竦むというか。
…何で昨日Aさんがいた店を選ぶかな。
「こちらにどうぞ。」
YN「ありがとうございます。」
店に入ると鬱陶しいぐらいの視線。
ひそひそと聞こえる「かっこいい｣という言葉も慣れれば「こんにちは」みたいなものだ。
「こちらメニューでございます。
いつもありがとうございます。」
YN「はは、また来ちゃいました(笑)」
「あの…昨日何かお忘れになりませんでしたか？お連れ様の物かもしれませんが。」
YN「あ！それ僕のです！すみません。」
手元には紙袋があって。
スタッフさんは笑顔で渡していった。
YN「良かった〜見つかって。」
CM「なに忘れたんですか？」
YN「スーツ。いとこにクリーニング頼んで持ってきてもらったお礼にここに。
なのに忘れたのにも気づかなかったよ(笑)」
…俺の勘違いかもしれない。
でも心のどこかで絶対にそうだという確信に近い何かを感じた。
YN「あれ？俺のいとこに会ったことあるよね？キュヒョンだけだっけ？」
CM「……」
YN「Aって言うんだけど…チャンミン？」
周囲の声なんて聞こえない。
ただその一言に
どこからともなく安堵感が出てきた。
ガラス越しに外を見れば、
いよいよ春本番を教えてくれるような暖かい日差しだった。
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waka(プロフ) - くぅーーー！！最後のセリフ言われてみたい(>_<) (2019年8月29日 1時) (
レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - そう言って頂けるとすごく嬉しいです( ； ； )完結してから2ヶ月以上経ちましたが番外編を書いたので、よかったら読んでください！コメントありがとうございます！ (2019年8月28日 12時) (レス) id: 8286a39511 (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - wakaさん» コメントありがとうございます！返信遅くなりましてすみません＞＜ 番外編を一つ更新したので是非暇があれば楽しんで頂けると嬉しいです！ (2019年8月28日 12時) (レス) id: 8286a39511 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - 終わってしまうのが淋しいです、、。 (2019年6月16日 18時) (レス) id: ee0c3f7c1a (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - スクープってときはビックリしたけど、チャンミンがプロポーズしてよかった＼(^o^)／よかった！！ (2019年6月16日 16時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：S
| 作成日時：2018年2月8日 21時
