＊ ページ45
SEside
『Aさん、今晩お時間ありますか？』
「あー…「Aさん！お電話が。」すいません。また。｣
『はい、また機会があればお願いしますね？』
「はは…」
柔らかい笑顔の中に苦笑いを混ぜながら挨拶し、こっちに向かってきた。
「ごめん、セフン電話は？」
SE「嘘ですよ。わかってたくせに。」
「へへ、まぁね(笑)ありがとう。」
SE「全く、ヌナは色っぽすぎるんだから。もう少し警戒してくれないと。」
「そうだね、セフンにも気をつけないきゃ。」
SE「Aヌナ！」
俺を見て楽しそうに「ごめんごめん」と笑うAヌナ。
.
あの日以来、俺達の関係は大きく変わった。
Aヌナは俺の態度、真意をみて
──俺に託してもいいと思ってくれた。
広報部に配属された俺の世話係だったのがAヌナだった。
落ち着いていて、色っぽくて、
「あぁ大人の女性だ」って思った。
最初はそれ以上でもそれ以下でも無かった。
それにヌナはどこか俺と線引きしているように感じてたし、
人にミステリアスだと言う割に、ヌナの方がそうだった。
まぁ単にお互いよく知らなかったっていうことに気づいて。
いつも興味を持たれる側だったけど、初めて人に興味を持った。
少しずつ距離を詰めてみたけど、
ヌナは上手く逃げてしまうからなかなか捕まらなかった。
そんな時にジョンインが頑張ってるの見て
自分があいつと同じことをしてるのに気づいた。
俺、ヌナのこと好きなんだ
って漠然とね(笑)
気づいたら早く伝えたくて、
強引に連れ出して一緒に飲んだけど
ヌナがお酒に弱いのは意外だった…。
でもそのお陰？で色んな話聞けたし
何よりそれを初めて俺に話したって言うのが嬉しかった。
その後、調子に乗って…やり過ぎたけど(笑)
まぁでも
今は宣言通りヌナを手に入れた。
だけど、他の社員には秘密にしてるからさっきみたいに誘われることが多々…。
…あぁ疲れる。
「あ、ねぇセフン？今日飲まない？」
SE「え、どこにいくの？」
「宅飲み！」
SE「…どうしたの？」
「嫌？誘われたら飲みに行きたくなっちゃったけど、人に酔うの見られるのは…
けど、セフンだけならいいじゃん？」
何その嬉しすぎる理由…。
SE「…沢山ビール買いますか！」
彼女の素顔を見れるのは俺だけの特権だから。
END
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もっちゃん(プロフ) - お疲れ様でした(*^^*)現実では体験できない夢のような職場体験ができて楽しかったですっ( *´艸｀)また楽しみにしております(*´ω｀*) (2017年7月16日 22時) (
レス) id: ba101f5e80 (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - pippiさん» ありがとうございます！順番は最初から決めてあったので＾＾ (2017年6月3日 19時) (レス) id: 720acd8c66 (このIDを非表示/違反報告)
pippi(プロフ) - 待ってました！チャニョルいつくるかなぁって楽しみにしてたんです！ありがとうございます^^ (2017年6月3日 1時) (レス) id: 017b966fd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：S
| 作成日時：2017年4月22日 22時
