＊ ページ27
「「……」」
沈黙の中、先に口を開いたのはパクチャニョルだった
CY「…あ、あの！今のは…聞こえてませんよね？」
「……」
これは聞こえてないって言うべきなの？
そもそも私じゃないんじゃ
…いや、事務部でAは私しかいない。
BK「バカ！お前！！そこは違うだろ！」
CY「じゃ、じゃなくて！
俺…俺、Aちゃんのことが好きです！お、お付き合いして頂けませんか？！」
「ごめんなさい。」
CY「……。」
私の即答に明らかにしょげているパクチャニョル。
…犬みたい。
申し訳ないけど、次から次へとそんな難問を突きつけられても私には回答できない。
そもそも何でこの人が私のことが好きなのか分からないし、
昔からこういう部類の人間は苦手なのだ。
容姿がいいのを自分でも分かっていて、自惚れ気味で。
明るく人気者でいることが好きな人。
偏見かもしれないけど、あながち間違ってもいないと思う。
CY「じゃあ…!!まず友達になってくれませんか？」
急に何を言い出すかと思ったら友達？
まず、って言うのが気になるところだけど、
「…いいですよ。」
こんな言い方されたら、断ることできないでしょ。
CY「…やった!!連絡先交換しよう？」
さっきまでしょげていたのは何処に行ったのか
耳がたってしっぽをぶんぶん振ってる大型犬に見える。
て言うか、連絡先交換の流れが早い。
いじいじしてたのに、友達になってからの距離の詰め方がすごくない？
勢いが凄いというのか…
やっぱりこの手の部類の人間は苦手だ。
────────
────
あの夜から今もその思いは変わらない。
けれども、友達になってしまった以上避けることも出来ず
パクチャニョルは嬉しそうに私に書類を渡すのだ。
そしてその度に「どこか行こう」とみんなの前で言うものだから、私との噂が本格化してきてしまった。
だから私もやり返すかのように断っていたのだけど、流石に程度というものがあるわけで
今度ばかりは行くことを承諾した。
.
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もっちゃん(プロフ) - お疲れ様でした(*^^*)現実では体験できない夢のような職場体験ができて楽しかったですっ( *´艸｀)また楽しみにしております(*´ω｀*) (2017年7月16日 22時) (
レス) id: ba101f5e80 (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - pippiさん» ありがとうございます！順番は最初から決めてあったので＾＾ (2017年6月3日 19時) (レス) id: 720acd8c66 (このIDを非表示/違反報告)
pippi(プロフ) - 待ってました！チャニョルいつくるかなぁって楽しみにしてたんです！ありがとうございます^^ (2017年6月3日 1時) (レス) id: 017b966fd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：S
| 作成日時：2017年4月22日 22時
