＊ ページ19
電話の相手は一緒にディナーを食べた彼で
暫く話していると、しびれを切らしたのどこか行ってしまったベク。
急いで話を終え、ベクを探す。
「ベク！！」
BK「…話し終わった？随分、長かったね。またご一緒しましょうとか？」
「今は仕事中だよ？そんな話する訳ないじゃん。」
BK「前も仕事中だったろ？」
「……」
BK「俺、ヌナ達に呼ばれてるから。」
「…あっそ。じゃ。」
ベクは私の前から去っていった。
…あぁ私、素直じゃないな。
行って欲しくなんてないのに。
この前、喧嘩して気づいたんだ。
ベクに初めて'お前'って言われて傷ついたことに。
前にジョンデが「ベクは女には'お前'って言わないんだよ」って言ってたから。
…本当は女として見て欲しかったんだって。
それを伝えるどころか、また喧嘩しちゃうとか…
もうどうしたら許してくれる？
"考える前に行動。ただそれだけ。"
以前、ベクが言ってた言葉。
何でかな…急に浮かんでくるのは。
…そういうことだよね、ベク？
急いでベクの後を追う。
この角を曲がって…!!
「あっと！「すみません！｣」
声が重なり、顔を見上げる。
ベクだ。
「ふふ、ははははは…!!」
ベクの顔を見たら何でか分からないけど、笑いがこみ上げてきた
ベクもつられるように笑い出す。
「「ははははは！！」」
BK「はぁ、そんな息切らしてどうしたの？(笑)」
「そっちこそ。セットした髪の毛ボサボサにして(笑)」
BK「言いたいことがあって戻ってきた。」
「奇遇だね、私も。」
BK「…何回も怒らせちゃってごめん。俺バカだからさ、許してくんない？」
「ううん、私こそごめん。大人げなかった。
私のことも許してくれる？」
BK「当たり前じゃん。
あと、もう一つ言いたいことがあって。」
「今日は息ぴったりだね。私も。」
BK「さっき気づいたんだけど…俺、Aのこと恋愛的に好きだ。」
「…じゃあ私の方が先輩だ。」
BK「それって…」
「喧嘩した時に気づいた。ベクのこと好きだなって。｣
BK「じゃあ…
これからは公私ともにパートナー？」
「そうだね。公私ともにパートナー。」
BK「…それって悪くないもんだな。」
うん。悪くない。最高だよ、ベク。
end
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もっちゃん(プロフ) - お疲れ様でした(*^^*)現実では体験できない夢のような職場体験ができて楽しかったですっ( *´艸｀)また楽しみにしております(*´ω｀*) (2017年7月16日 22時) (
レス) id: ba101f5e80 (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - pippiさん» ありがとうございます！順番は最初から決めてあったので＾＾ (2017年6月3日 19時) (レス) id: 720acd8c66 (このIDを非表示/違反報告)
pippi(プロフ) - 待ってました！チャニョルいつくるかなぁって楽しみにしてたんです！ありがとうございます^^ (2017年6月3日 1時) (レス) id: 017b966fd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：S
| 作成日時：2017年4月22日 22時
