可愛さに隠れた男気 ページ1
この会社に勤務し始めて、はや4年。
今年もまた新入社員と共に春がやってきた。
「あー何だか若々しいなぁ…。」
MS「まだAだって若いじゃん(笑)」
「うわっ！ミンソク先輩いつの間に？！」
MS「何？影薄いって言いたいわけ？(笑)」
「いやいや！そういう訳じゃなくて！」
MS「分かってるって(笑)
新入社員見てたんだろ？Aが入社してきた時のこと、よく覚えてるよ。
なんせ…ねぇ？(笑)」
「本当に…あの時はごめんなさい。(笑)」
.
────────────────
────────────
それは私がこの会社に入社した日。
全体の集まりが9時にあって、そこから配属先に向かうのだけど
不安で不安で、１時間も早く着く電車に乗った。
まぁ予想はしていたんだけど、早く着きすぎて人が全く居なかった。
することも無いし、どうしようか…
「ねぇ、君新入社員？」
「わっ！あ、はい！」
声をかけてきたのは、猫目の可愛らしい男の人で。
直感で、私の仲間だ！と思った。
「先輩に椅子が斜めってるの直してとか言われてさ、一緒に手伝ってくれない？」
「もちろん！早く着きすぎて暇してたから手伝うよ！
あの…私知り合いいなくって…よかったら友達になってくれませんか？私、経理部に配属されたAって言うの！」
「……」
彼は何も言わず、クリクリの目を見開いてこっちを見ている。
ついつい勢い余って話しすぎた…？
引かれちゃった…？
「ぷっ…!!ははは！奇遇だ、僕も経理部なんだ。宜しくね。
あ、もうこんな時間だ。じゃあ、また後で！」
「…？うん！」
手をヒラヒラと降って去っていく……猫目の人。名前聞き忘れた。
まぁまた会えるだろうし、いっか。
てか、自分の仕事を人に任せてどこに行ったんだか。
…
…
その後、何故か彼はいなかったけど、他の同期と一緒に経理部に向かった
そこで出迎えくれた先輩方。
…の中に猫目の彼が。
挨拶の時、こっちを見て微笑んで
「入社して3年目のキムミンソクです。宜しくお願いします。」
と、新人の私達に丁寧に挨拶をした。
これが私達の出会いだった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 943人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「EXO」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もっちゃん(プロフ) - お疲れ様でした(*^^*)現実では体験できない夢のような職場体験ができて楽しかったですっ( *´艸｀)また楽しみにしております(*´ω｀*) (2017年7月16日 22時) (
レス) id: ba101f5e80 (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - pippiさん» ありがとうございます！順番は最初から決めてあったので＾＾ (2017年6月3日 19時) (レス) id: 720acd8c66 (このIDを非表示/違反報告)
pippi(プロフ) - 待ってました！チャニョルいつくるかなぁって楽しみにしてたんです！ありがとうございます^^ (2017年6月3日 1時) (レス) id: 017b966fd0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：S
| 作成日時：2017年4月22日 22時
