扉の中には ページ41
こんなにメンバーのいい所を見つけられる人は極わずかだと思う。
だってあのEXOだもの。
近づくこともままならないんだから、メンバーの素顔を知ることができないでしょ？
私のしたかったことは全然出来なかったけど、それでも十分満足な生活だった。
「最初は不満だらけだったんですけど…段々理解し合えるようになって。
…苦い頃も今ではいい思い出です。｣
私が話すと「それは良かったですね」と嬉しそうに返してくれた。
『もうすぐで空港に着きます。』
「はい。」
窓からぼーっと外を眺める
１ヶ月前にこの道をドキドキとワクワクで眺めてた
まさかこんな生活が待ってるとは思ってなかったなぁ…
ふと笑いがこぼれる。
…ん？
「あの駐車場は向こうじゃ…？」
『今日はこちらに止めるので』
『あ、そうなんですか』
空港とは少し離れた所に向かうものだから気になった
…嘘。やっぱり気になる
だって明らかに他の車とは違うところに行くだもん！
どこに向かってるの…？！
『着きましたよ』
不安気な私とは相反してにこやかに案内してくれる
連れてかれたのは……部屋？
「え、あ、あの…」
『中で待ってますよ』
「え？」
促されるがままに扉を開けた
「「「A！！」」」
「え、みんな…？！！何で…!!」
BK「俺達が何もやらずに日本に帰すと思う？」
JM「Aちゃんの送別会やらないはずないだろ！」
CY「大好きなAちゃんだもん！」
扉の中にはEXOのみんなが待っていて。
私が扉の入口で棒立ちしていたら中に引っ張ってくれた
YX「Aちゃん元気にしてた〜？」
「イーシンオッパ！！」
ひょこっと顔を出すかわいいイーシンオッパ。
イーシンオッパを見たら私の中の歯止めがとれて、
嬉し涙が出てくる
あー私は何回この人達に泣かされてるんだろう。
SE「ほらほら、泣かないの。」
甘えん坊のセフンが私の涙を拭ってくれた
「ありがとう。みんなありがとう。」
JD「何で泣くの〜当たり前でしょ！」
DO「そうだよ。僕達の仲でしょ？」
「うん…」
2人は本当に優しい眼差しを持ってる
JI「泣いてないで、早く食べよ？」
JM「全くジョイナは…」
MS「はは、始めよっか！送迎会。」
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さあや(プロフ) - こんにちは！今日読み始めたのですが、面白くて一気読みしちゃいました（笑）ほんとに楽しかったです！次回作も楽しみにしています！！お疲れ様でした！ (2017年8月7日 11時) (
レス) id: 62650a99fa (このIDを非表示/違反報告)
mare(プロフ) - お疲れ様でした！終わってしまうのは寂しいですが、次回作も楽しみにしています！ (2017年6月11日 20時) (レス) id: fae6285b4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：S
| 作成日時：2017年2月7日 21時
