天使と恋に落ちる

煌びやか世界と裏 ページ6

本番1時間前は多分仕事の中で一番しんどくて
忙しい時間。。

面倒くさい仕事、体を使う仕事は私に全般的に回ってきて。

煌びやかな衣装を着て待機するアイドルの間をぬって
私はパタパタ、カツカツと走り回る。


『マイクセットの方完了しましたー、出演者のみなさんはマイクの電源、音を確認して頂けましたら幸いです。』


私は自分のヘッドセットの電源をつけてそう言うと、
アイドルが一斉にマイクチェックを行う。


ここで不具合があると、また終わったあとキム上司に
こてんぱに怒られる！どうか！！


『もし何か不具合がありましたら、私までお知らせください、』


そう言ってまたミンソク先輩の後ろについて行き
司会進行の女優さんの水や喉飴を用意する。


『MCの方のマイクも確認終わりました、、MCの二人現場入りの方誘導宜しくお願いします、』


ミンソク先輩はオッケー、と言うと携帯で何やら電話をしながら忙しなく楽屋方面に向かう。


……


MG「なんかこうやって仕事してるのってよく見たことなかったけど、あのお姉さんよく見てみたらスタッフさんって大変なんだね。。」


WZ「…まあ大変だろうよ、、結構可愛いのにあんな扱いされて可哀想。」


HS「ジフンでもそんなこと言うんだ…」


カツカツとヒールを鳴らしながらヘッドマイクで
ずっと指示を出している姿はすごい働く女性で。。


JH「あの人いくつなんだろうな〜〜新入社員ってことは浪人してなかったら94年？95年？」


SC「それにしては大人びてないか？落ち着いてるっていうか。。」


待機中の俺らは怒られては、凹むひまもなく
忙しく動いてるAさんを見ていた。


MH「いや〜〜今日もAちゃんいいね〜〜」


IM「いいっすね〜〜。」


横でデレデレしているモンエクヒョンたち。。
そして鼻の下伸びまくりのIM。。。


MH「まじ白シャツにタイトスカート最高、、なーむー、、」


なーむー、、と行って拝んでるヒョンたちにセブチの
メンバーは大爆笑。。


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