天使と恋に落ちる

打ち解けた俺ら ページ20

JH


ハニ、ハニ、と言われゆっくり目を開けると
目の前には昨日まで全く知り合いでもなかったヌナ、

昨日は実際にはベッドに運んだら
目の前でスヤスヤ寝てるヌナを見て悶々として
まじでこのまま勢いに任せて襲おうかなとも思って
悩んだ結果そのまま寝てたから、実際には寝不足、、

だって目の前に女が無防備に酔って寝てたら、
男として襲わない理由ってなくない？

目を擦って起きると
ヌナはスーツとはまた違う印象の服。。

ピタッとしたノースリーブのトップスに
ショートパンツを履いている。


「その格好でバーベキュー行くの？」


『だって外いたら暑いかなって思って、それに汚れないためにトップスは黒にしたから大丈夫じゃない？』


「せめてジーパンにしなよ、、バーベキューなんて絶対虫いるよ、」


『…確かに、、ジーパンにしよっと、』


何回か見かけたあのスーツの爽やかイケメンがミンソク、って人だよな。。

なんかあいつと会うためにあんな肌見せてるなんて
すごく嫌でそう理由をつけて言ったら着替えてるヌナを見て満足する。。

寝ていた間に携帯のトークは未読200件、、
全てセブチのグループトークだ。

俺とヌナの話で盛り上がってるバカな12人、、


『あと少しで先輩来るから、私そろそろ下行くけどハニも出る？タクシー呼ぼうか？』


「俺こっから2つ隣のマンションだよ、、歩いて3分くらいだからいらない、」


『え？！そうなの？！…っていうかそんな近いのにどうして昨日帰らなかったのよ、』


鍵を閉めてるヌナからは香水の香りがして
ヒールも履いてないから低い身長に見上げられてドキリ、、


「だって歩くの面倒だしー、酔っ払いの看病しなきゃーって思ったしー、」


『はいはい、理由作るの得意なのね、、』


ついには俺をあしらい始めるくらい距離が縮まった。


「ヌナー、また遊び来てもいい？」


『遊びきても、私多分家いないよ、休日以外はほぼ残業で寝にここに帰ってきてるみたいなもんだし。。』


あっという間に一回に着いてヌナの横を歩いてると
少し向こうからクラクションが鳴る、、
あ、やっぱりあの人がミンソクって人だったのか。

高そうな車乗ってんな、、


『あ、もう先輩来てる、、じゃ、ハニまたね、』


「…連絡して、」


『連絡？』


「昨日番号交換しといたから、勝手に、」


『…ほんと、ハニって、、強引だよね、分かった。インタビューもあるしまた会おう、』


そう言ってミンソクさんの所に走ってくと
降りてくるミンソクさんはこっちを見ているが
すぐにAヌナを見て車のドアを開けている。


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