cue33 ページ37
学園に戻りAdam専用ルームへと進んでいくとなにやら大きな声が聞こえた。
何か問題でも生じたのだろうか。
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「何を、ぶつぶつ言ってる？ちゃんと答えろっ、衣更に何をした!?」
なんとなく今入ってはいけない気がして扉の横で中の様子を伺っている。
所謂盗み聞きというものだ。
多分声からして氷鷹さんだろう。
彼でも声を荒らげることがあるのか。
「……何もしてないよ。そんな悪者でも見るみたいな目で見ないでね。……彼はどうせそのうち、君たちについてこれずに置き去りにされて消え失せる。」
「……勝手に摩擦熱で焦げて削れて、塵だけ残して散華する。……でも。悲しむ必要はないよ、彼の代理はいくらでもいるから、……自分が星だって勘違いした憐れな懐中電灯の光に、いつまでも拘泥しなくてもいい。」
「……あれ、反応が薄い。私、難しいことを言ったかな。……駄目だなぁ。やっぱり誰かが翻訳してくれないと、気持ちが正しく伝わらないね。こういうときに限ってAもいないし。……誤解されると諍いが生じる。私、できれば誰も傷つけたくないんだけど。」
一通り話が終わったのか声が聞こえなくなった。
物音が聞こえたので今の話を聞いてTrickstaｒのメンバーとなんとなく顔を合わせづらくなった私はあいている教室にしばらく身を潜めていた。
凪砂先輩は悪気なしに自分が感じたことを述べただけなんだろうけど急にあんなこと言われた日にはきっとしばらく立ち直れなくなってしまうだろう。
ましてや衣更さんは私のような一般人からしたら立派に輝いている星なのだから。
このあと凪砂先輩になんていえばいいのか。
言い方が悪かったことをどう教えたらいいのかを考える。
多分私が言わずとも茨が先輩を傷つけないように言ってくれているとは思うのだけど。
そろそろ教室から出てもtrickstarと鉢合わせすることも無いだろうと考えて多分私を待って残っているだろう先輩と茨がいるAdam専用ルームへと向かった。
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最近本編が短くてすみません。
区切らないとキリが悪くなってしまう箇所が多くて…。
そしてオータムライブは何回読み返しても難しくて面白いんですよね。
ただ難しいゆえに自分の中でうまく飲み込めなくて…。
うまいように書きたい内容と原作を絡ませて書くのが難しいなって感じながらなんとか書いてます。
そしてこの話でストックが切れたので多分受験まで更新が停滞します。
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美玲(プロフ) - 作品を読ませていたたぎました！私はEden箱推しで、最近は茨くんになりそうなのでw確かに、Edenなどの他校の夢小説増えて欲しいですよね！これからも頑張ってください!!敬礼〜☆ (2022年7月5日 11時) (
レス) id: 0536cf4548 (このIDを非表示/違反報告)
クロにゃんスリーピー(プロフ) - はじめまして！作品を読ませていただきました！とても面白かったです！質問なんですが38話で完結になっていましたが続きはないんですか？ (2020年2月3日 8時) (レス) id: bad43f72a1 (このIDを非表示/違反報告)
鹿乃詞音(プロフ) - なちゃおさん» コメントありがとうございます！気づくのに遅くなってしまってすみません。楽しく読んでいただけているようで嬉しいです！全然更新できていませんが頑張って再開するつもりです！ (2018年5月6日 12時) (レス) id: 7fcb7f54cd (このIDを非表示/違反報告)
なちゃお - こんにちわ！作品を読ませていただきました！！いやぁ、とても面白くてあっという間に読んでしまいました！！茨が出てくる度に嬉しくなりました！更新頑張ってくださいね！敬礼〜！ (2018年4月7日 14時) (レス) id: 2fc1f52ab2 (このIDを非表示/違反報告)
鹿乃詞音(プロフ) - こっぺぱんさん» こっぺぱんさんこっちの作品にもコメントありがとうございます！毎回楽しみと言って頂けてとても嬉しいです〜！短編集の方はなかなか更新できなくてすみません…。受験が終わったらどちらもどんどん更新する予定です！ (2018年1月29日 23時) (レス) id: d6ee02f425 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鹿乃詞音 | 作成日時：2018年1月9日 15時
