籠の中 [文豪ストレイドッグス]

掌の中　　[芥川視点]　　　　？？？ ページ9

「……人虎もろとも、死あるのみ。


　異能力 『羅生門』ッ！！」




Aの懐へ。



すると、彼女は気を失ってしまった。



……まだ何も、触れてさえもいないというのに。



異能力を解除する。




人虎はもういない。



そそくさと逃げたのだろう。



＿＿僕の前に彼女が来た時点で、既に失敗だ。




「……その代わり、対価と為るものは頂いて行きますよ、太宰さん。」





Aを抱きかかえる。

僕は一人、独白した。









「Aの死ぬ時は僕が決める。
　……その時まで、綺麗な瞳には僕以外映させない。」


　 終
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
浅葱様、リクエスト有難う御座いました!

…これは、病んでいるのでしょうか？

期待に添えなかったらすいません…。

でも、全力で書かせてもらいました!

楽しかったです♪

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