元気 ページ8
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視線を感じて前を見ると
木兎さんがこちらを眉間に皺を寄せて見ていた
『赤葦くん、みて』
赤葦「ん?」
「…え!
赤葦!?本物!?」
くること言ってなかったんだなw
なんで!?何しに来たの!?とでかい声で疑問を投げかける木兎さん
赤葦くんのいう通り、元気で馬鹿そうだ
赤葦「はぁ…木兎さんお久しぶりです。
活躍期待してますよ」
「おっけーい!
俺のちょーかっこいいとこ沢山見て帰れよ!」
すご、ノせるのうま
でも赤葦くんため息をつきながらもすこし嬉しそうだ
『来るって言わなかったの?』
赤葦「うん、なんか調子乗りそうだから」
『こわww』
流石、2年で副主将を任せられるだけある
赤葦「あれ、角名くんじゃない?
あ、隣が井闥山だった古森だよ」
『ほんとだ
あー古森くんか、思い出して来た』
2人並んで柔軟をしているところを
今度は私が見つめていれば
視線を感じたのかこちらを見る角名
お、という顔をして軽く手を振って来た
それに私も振り返す
本当に角名らしい
社会人に行くとは思っていなかったから
それを聞いた時はびっくりしたけど
ちゃんとやってるならそれでいい
古森くんには誰!?と書かれているようだった
赤葦「もうすぐ始まりそうだね」
『うんっ、緊張して来た』
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木兎さんってもしかして大学進学してますか?
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作者名:Saar | 作成日時:2023年5月1日 1時