治に彼女を聞いてみた【HQ】

角名は少し気になった ページ27

．





1時間目が終わって
次の時間は、移動教室なのに




俺のクラスの奴らは動こうとしない





まあ、1時間目から古典はダルすぎるww




机に伏せている人も多い中で

珍しく治は顔を上げていた…、



というか、後ろを向いていた





治「眠いん？」

『んー、ち、ちょっとだけ？』



後ろの席の渡会さんと話す治





俺の席は二人の列の隣の隣の隣


会話が聞こえてこないこともない




てか、渡会さんってキョドってなかったっけ？



「A！ちょっとトイレ行ってくるから


待っとって！絶対にやで！」


『了解した』



俺の前の席の斉野、

たしか陸上部だったはず


渡会さんと仲良いのかな


勝手に関西弁苦手なんだと思ってたけど





…



角名「ねえ、渡会さんって関西弁苦手？」


トイレから戻ってきた斉野に声をかける



斉野「んー、慣れなくてびっくりするらしいで


特に男子の関西弁は怒られてる気がするって
キョドり気味になっちゃうんやって、


女子は普通やし、
標準語なら余裕で話してもらえるで」



角名「ふーん」



斉野「なん！？まさか、A狙っとるん！？


許さんからな！絶対に渡さんよ！」


角名「うるさい



…治いこ」




さっきとは打って変わって
机に伏せる治に声をかける




．





角名「標準語ってどー思う？」




治「普通に好きやで、

可愛い子が標準語やから


まじで癒されるん」




角名「…ん"！？」




りんたろう彼女、標準語説









。


すいません、宿題に追われていました…！！

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