治に彼女を聞いてみた【HQ】

銀島は知ってしまった ページ20

．




「…え？



えっ、ちょ、え？」





治「？どしたん？」






満足そうな顔をした治が振り返る



銀島「あの子、だれ？」





治「俺の後ろの席の子」









あ、あの子が後ろの席のちっちゃい女子か









なるほど、頭でさっきの出来事を整理して


銀島「よし、行こうや」







歩き出す









もうAさんはどこにも見当たらなかった









また廊下でスマホを弄る女子達に

「治くん…！」

「まじかっこええ！」



とキャーキャー言われる治









銀島「あの子大丈夫なん？」



治「あの子って？」








銀島「さっきの子、


治が挨拶した女子」







治「あぁー、大丈夫やで」





なんで、と聞こうとしたら


治が先に口を開いた









「だって、あいつ









.









．









俺の彼女やもん」









銀島「…はぁ！？」









いるとは知っていたけど



やっぱり目の当たりにするとびっくりするんやな









てか、





銀島「え、あの子が？ほんまに？」




治「おん、かわええやろ」







銀島「まぁぁぁじかぁぁ！」








俺が第一発見者やんか









治「あ、ツムとかには言わんといてな





ツム、絶対に揶揄いにくるから




そーいうの無理やねん、あいつ」









銀島「お、おう」









．









お二人さん、俺分かってしまったで

一旦集合してみた→←銀島は分かってしまった

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す