検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:219 hit

プラス1 ページ3

『…置き手紙?』

読んでみると

『A様へ

お嬢様に重傷を負わせてしまい、誠に申し訳ございません。

私は両親の都合でお嬢様のメイドを辞めさせてもらった次第です。

お嬢様との思い出は忘れません。

ですからどうか

楽しく、生きてください。


メイドより…』

手紙の端に血がついている。
あのメイドさんは両親がもう他界していたはず。

…つまりは

『処刑か自分で…か。』

そっかぁ…だからか。
















だから





『ここ私1人しかいないんだな??????????』

親は居ないし。もう逝っちゃったんだよな。






つまり?

『私を止めるものは誰も居ない!!!!!!!』

…あーでも、そうだな。





さっきからずっと喋ってるこの本をどうにかしないと…

「おい!気づいてたなら反応しろ!!!!!!!!!!!」
『うっさい!で何?!どうしたの?!』
「あー、俺はあれだ。説明係?ってやつだ。で、お前記憶戻ったんだろ?お前の能力とか説明するな。


おまえの能力は

全て。

まぁ要するにチート的な?でも苦手な魔法、得意な魔法とかもあるぞ。お前の得意は世界を滅ぼしかねないがな。

そしてこの世界には【固有魔法】ってのがある。
お前の固有魔法は【創作】と【完全変身】だ。

創作が少し苦手なようだから…俺を使え。出したいものを書いて、それを想像する。すると出てくるってわけだ。まぁメモがわりにするもよし、能力使うのに使うもよしって事だ。俺はサポート品だからな。

完全変身は名の通り。《〜になりたい!》って願えばなれる。戻り方は《リセット》と言えば戻る。まぁここにも創作が含まれている。が…まぁ全部簡単にいうとだな?

考えればなんでもできるってわけ。理解できたか?」

『最後しか聞いてなかった』
「おい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

『でもあれでしょ?考えるのに君を使えばいいって事と、完全変身は願えばなれてリセットって言えば戻るんでしょ?』
「全部聞いてるんじゃねぇか…!!!!!!!」


「まぁ、そういう事だから。なんかあったら書け。返信してやるから。」

…ただの本に戻った。いや、メモ帳でいっか。

『とりあえず…りんご』

手にストンと落ちてきたのは…

『うおっ?!すげぇマジで出てきた!』

食べよ(洗えよ)

『えーと何処だ何処だ〜?キッチン何処だ〜?』
みーつけた!

(洗うところはカット)

食べよ
『いただきまーす!…めっちゃ美味しい!』

林檎しか勝たん!

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←0



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:黒パーカー | 作成日時:2023年4月27日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。