手がかり、［！］ ページ23
誰に聞かせるためでもなく、消え入りそうな声でジンは言った。
バンは何もかける言葉が見つからず、ただ黙っていた。
ジンはかすれた声で呟き続ける。
「―――今は攫われて何処に居るのかすら分からない。
…僕は、リュウンを捜しに行く」
「それはもちろん俺たちも行くよ。リュウンちゃんは…仲間だから。
でもそうなると、気になるのはラキアの関与だよ…ラキアは今
どこで何をしているのか、知れたら…手がかりになるかも知れない」
「だがラキアのメアドは…誰も知らない」
連絡の取りようがないだろう、とジンは首を横に振った。
バンは「そうか…」とうつむき、悔しさに拳を握る。
その時だった。
ピー、ピー、ピー―――。
耳をつんざくような高音が、ジンの手に持つメタルブラックのＣＣＭから発せられた。
「…？」
ジンはすぐにＣＣＭの画面を見た。
「―――、これは…！？」
画面にエクスクラメーションマーク(→！)と、警告色の赤色が点滅している。
ジンがタッチパネルを押すと、画面が変わり、
数字の流れが徐々に消されてゆくのが見えた。
「！！、データが消されている…！？」
「！！、ハッキングに遭ってるって事！？」
青色の数字は赤に変わり、やがて黒になって消滅していく。
プログラムがどんどん消されていっているのだ。
「これには技術がつまっている…それを知って狙ってきたのか！！」
ジンは立ち上がり、男子部屋に向かって駆け出す。
バンはそれを追いながら、尋ねた。
「ジン！どこに行くの！？」
「これは僕の手には負えない。ユウヤの力が必要だ！！」
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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ユリ(プロフ) - ありす・りゅぬさん» メっチャ同感です！！ (2013年4月10日 21時) (
レス) id: 5f2e549008 (このIDを非表示/違反報告)
リューン解放Ver.(プロフ) - ありす・りゅぬさん» 短編にはイナＧＯも混ざっておりますが、ご了承下さい＾＾；； (2013年4月10日 0時) (レス) id: ef8624a007 (このIDを非表示/違反報告)
ありす・りゅぬ(プロフ) - うひゅっん//短編でも読めるなんて幸せですよん(( (2013年4月9日 18時) (レス) id: ba2fd6d3db (このIDを非表示/違反報告)
リューン解放Ver.(プロフ) - ありす・りゅぬさん» 更新が遅いときは短編にいるかも知れませんので；； (2013年4月9日 0時) (レス) id: ef8624a007 (このIDを非表示/違反報告)
ありす・りゅぬ(プロフ) - いえいえ＾ω＾*)⊃!!こちらこそよろしくです!!! (2013年4月8日 21時) (レス) id: ba2fd6d3db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リューン | 作者ホームページ：
作成日時：2013年3月16日 10時
