眩しい… ページ14
夢を見ていた。
全部…全部、無くなっていく夢。
空っぽのはずの私に
失くすものがあったなんて。
―――だって
本当に空っぽだったら
失くせるものなんか
無いじゃないですか。
でも
失くしたものは
何も見えなかったのです。
・
・
・
＝エクリプス内：コックピット＝
「ぅ、ん―――」
眩しい光がわずかに開いたまぶたの隙間から差し込んできて、思わず目を閉じた。
それでもまだ足りず、目を手で覆った。
眩しい。
「…My honey？
目が覚めたか？」
少し離れたところで声がして、足音が近づいてくるのが分かった。
知らない声で、知らない足音だった。
「…、誰」
声の主が眩しい光を遮った。
目を覆っていた手をおそるおそる離し、目を開く。
ぼやけた視界に、人の顔が映った。
だんだん視界が鮮明になり、人…少年の顔がハッキリと見えた。
「…僕は…、―――ミゼル」
「ミゼル、…」
そのまま反復してみて、首をかしげた。
「知らない…名前」
「それはそうさ…」
少年…ミゼルは苦笑して、ベッドを離れる。
どうしていいか、何も分からなかった。
「…まずはベッドから起き上がったらどうかな、僕のhoney？」
言われて、ああなるほど、と思った。
低反発の寝具に手をつき、身体を支え、グッと体を起こした。
見える視界が一気に広がった。
自分は真っ白なベッドに寝ていて、
真っ白なワンピースに淡いピンクのカーディガンを羽織っていた。
長い髪は綺麗に梳かれ、真っ直ぐその背に流れていた。
「…、私は」
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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ユリ(プロフ) - ありす・りゅぬさん» メっチャ同感です！！ (2013年4月10日 21時) (
レス) id: 5f2e549008 (このIDを非表示/違反報告)
リューン解放Ver.(プロフ) - ありす・りゅぬさん» 短編にはイナＧＯも混ざっておりますが、ご了承下さい＾＾；； (2013年4月10日 0時) (レス) id: ef8624a007 (このIDを非表示/違反報告)
ありす・りゅぬ(プロフ) - うひゅっん//短編でも読めるなんて幸せですよん(( (2013年4月9日 18時) (レス) id: ba2fd6d3db (このIDを非表示/違反報告)
リューン解放Ver.(プロフ) - ありす・りゅぬさん» 更新が遅いときは短編にいるかも知れませんので；； (2013年4月9日 0時) (レス) id: ef8624a007 (このIDを非表示/違反報告)
ありす・りゅぬ(プロフ) - いえいえ＾ω＾*)⊃!!こちらこそよろしくです!!! (2013年4月8日 21時) (レス) id: ba2fd6d3db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リューン | 作者ホームページ：
作成日時：2013年3月16日 10時
