プロローグ 〜愛の裂〜 ページ1
信じられないんだ。
君が居なくなったなんて、嘘だって。
カルデラ・Ｋの言ったとおりだ。
僕があの時無理矢理にでも連れて行くか、
またはずっと君のそばにいればよかったんだ。
でも、僕があそこでパラダイスに先に行かなければ、
バン君は愚か、僕も含めた全員が焼死していたかも知れない。
どちらにしろ誰かが死んでしまう運命だったなんて…そんなこと、信じたくはない。
誰かが死ねば、誰かが悲しむ。
見知らぬ人だって、他人の死を悲しむことだってあるのだから。
全く知らない人のために涙を流す者も、この世界には居るのだから。
―――だからどうして、愛する者が死んだと聞いて悲しめない人が居ようか。
唇を噛んで、うつむいた。
涙は流れない。
僕はまだ見ていないのだから。
でも、ずっと彼女のそばにいたＬＢＸがそう言う。
何を信じればいいのだろう。
いや…むしろ今の自分は何かを信じるなど出来るのだろうか。
僕の、君への“愛”ですら―――今は信じられなくて不確かだ。
だって、
―――“本当に”愛していたのなら…ボクはこの手で、
どんな手段を使ったとしても
…死んでも、キミを護ったはずなんだから。
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ユリ(プロフ) - ありす・りゅぬさん» メっチャ同感です！！ (2013年4月10日 21時) (
レス) id: 5f2e549008 (このIDを非表示/違反報告)
リューン解放Ver.(プロフ) - ありす・りゅぬさん» 短編にはイナＧＯも混ざっておりますが、ご了承下さい＾＾；； (2013年4月10日 0時) (レス) id: ef8624a007 (このIDを非表示/違反報告)
ありす・りゅぬ(プロフ) - うひゅっん//短編でも読めるなんて幸せですよん(( (2013年4月9日 18時) (レス) id: ba2fd6d3db (このIDを非表示/違反報告)
リューン解放Ver.(プロフ) - ありす・りゅぬさん» 更新が遅いときは短編にいるかも知れませんので；； (2013年4月9日 0時) (レス) id: ef8624a007 (このIDを非表示/違反報告)
ありす・りゅぬ(プロフ) - いえいえ＾ω＾*)⊃!!こちらこそよろしくです!!! (2013年4月8日 21時) (レス) id: ba2fd6d3db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リューン | 作者ホームページ：
作成日時：2013年3月16日 10時
