忠告 ページ44
青色の仮想型壁がスッと消え去った。
「レックス！パラダイスを止めるんだ！！」
バンが一歩前に進み出て、言った。
するとレックスは、フッと笑って数メートル後ろに下がる。
「何する気だ…！？」
郷田が警戒の声をあげた。
「まさか、逃げるなんて言わないよねぇ？」
仙道が眉を吊り上げ、レックスを一睨み。
そんな彼らに、レックスは少しも臆さず、言った。
「…炎崎…リュウン、大空…ハルカ…最後の、忠告、だ…」
かつん、とヒールの音を響かせ、ハルカの朗々とした声がコックピットに響いた。
「聞くものですか。私はあなたの言葉に釣られていた…もうあなたの言葉は聞きません、Ｄｒ．マミー…いえ、檜山連！！」
きっぱりと言い切り、レックスに鋭い視線を向けるハルカ。
「お母さん…」
「もう騙されない。こんなの、私の研究じゃなかったわ」
決意のかたい表情を、ヒロはホッとした、安心した顔で見ていた。
「…」
Ｄｒ．マミーはリュウンに目を向ける。
「…炎崎…リュウン、技術者…、…お前は…どうする…最後の、忠告だ…」
リュウンは真っ直ぐにＤｒ．マミーを見据えたまま、動かない。
「リュウンちゃん…？」
「リュウンちゃん…」
「リュウンさん…」
みんなが口々に名を呼ぶ。
リュウンは動かない。
「…」
ジンは黙ってその光景を見ていた。
Ｄｒ．マミーが口角を上げたその時、リュウンは口を開いた。
「…私には、この技術を守り抜き、進化・発展させる義務があるんです」
「…技術は…、使わなければ…意味は、ない…」
「たとえ今使わずとも、いずれ必要になる技術です。あなたの言うことは、私には伝 わらない」
「…そう、か…後悔、するが、いい…」
Ｄｒ．マミーは何かのスイッチを押すとその床が抜け、下に降りていく。
「レックス…！！」
バンが手を伸ばしたとき、床が閉じ、コックピットは自分達のみになった。
シンとしたコックピットに、ハルカの声が響く。
「パラダイスは私が止めるわ。みんなは先にダックシャトルに乗って待機していて」
ハルカがコンピュータに駆け寄り、リュウンも後を追った。
「プログラムを全て破壊するわ。破壊コードを入力するから、破壊後の処理を任せていいかしら」
「ええ」
ハルカとリュウンの連携で、パラダイス操縦は阻止されていった―――。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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リューン放浪Ｖｅｒ． - 暇だよー（（ ←明日模試で、それ以前の問題受験生 (2013年1月12日 19時) (
レス) id: 490eaa9965 (このIDを非表示/違反報告)
リューン受験Ver.(プロフ) - テスト終わって調子に乗ってる中三が此処に← テストの点は、無かったことに…。 (2012年11月25日 10時) (レス) id: 4b27e974a5 (このIDを非表示/違反報告)
リューン受験Ver.(プロフ) - ユリさん» テスト前の受験生のくせして堂々と親の前でネットをやっているリューン…大丈夫なのだろうか？ (2012年11月17日 17時) (レス) id: 4b27e974a5 (このIDを非表示/違反報告)
リューン受験Ver.(プロフ) - そうだね…←勉強しろよ！（奇跡的に今日来れたので調子に乗ってるやつがここに。 (2012年11月11日 17時) (レス) id: 4b27e974a5 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ - リューン受験Ver.さん» そうですねぇ…ただ身体に悪いんであんまりしないでくださいね＾＾（←お前が言うか) (2012年11月11日 16時) (レス) id: 5f2e549008 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リューン | 作者ホームページ：
作成日時：2012年9月14日 19時
